インドア系アイドル・虹のコンキスタドールが10周年、それぞれの夏休みの思い出と、仲の良さを明かす
結成10周年を迎えた虹のコンキスタドールが8月9日に10周年記念フォトブック「Rainbow Memories」を発売。12日(月・祝)にはメンバーが取材に応じて撮影の舞台裏や、活動の思い出などを語った。 【写真】虹コンの仲の良さ溢れるお気に入りカットを紹介する鶴見ほか【9点】 「インドア系正統派アイドルグループ」として、10年間歩んできた虹コン。フォトブックでは、そんな文化系アイドルがコンセプトの虹コンらしく、「終わらない文化祭」をテーマにした青春感あふれるグラビアや、虹コンならではの歴代衣装を着用したショット、水着ラビアなどをたっぷり収録した。 10周年を迎えた秘訣を聞かれた鶴見萌は「虹コンが虹コンだから、と思っています。虹コンって、虹コンなんですよ」と繰り返して一同を笑わせる。「インドア系正統派アイドルというコンセプトでやってきて、昔から引きこもりでちょっとオタク気質な子たちが集まってくるんですが、皆優しくて、新しく入ってくる子も『こんなに仲がよかったと思わなかった』と言ってくれるほどです。いろんな時代があった中で、優しくてあたたかい虹コンの雰囲気は変わらずにいたことが秘訣なんじゃないかと思います」と、グループならではのあたたかさに触れた鶴見。 さらに、「個人的には『毎日が文化祭』という初期のコンセプトを失わないまま、ちゃんとした子どもたちの雰囲気が受け継がれいるとことろが…(笑)。自分が最年長ながら子どもっぽいところがあるので、ずっとやってこれた一因かなと思います」とお茶目なところを見せた。 的場華鈴は「大変な時期の方が多かったグループで、武道館まで8年かかりましたし、メンバーの入れ替えも多かったので、いい時も同時に悪いことが起きているような。壁を割りながら進んでいるような10年間だったので、割った壁の分だけ強くなってきたグループなのかな」と振り返った。 フォトブックの中のお気に入りのショットを聞かれると、鶴見は石浜芽衣と隈本茉莉奈の3人で腕を組んでいるところを後ろから撮ったショットを挙げるが、なんと3人とも写真を撮られた記憶がないとのこと。自然と腕を組んだ瞬間が写真になり「先輩、後輩の関係なく仲が良いことの証明なんじゃないかな」(鶴見)という出来ばえだ。 ほかにも、撮影中のエピソードを聞かれたメンバーからは「お仕事をしていた感覚があまりなくて、学校の図書室でのグラビア撮影では休み時間に謎解きブックで皆で謎解きをしていました」(岡田彩夢)、「教室でドジっ子メンバーの尾林結花ちゃんがセットを壊してしまったり、皆でクラッカーを鳴らすところで川端優ちゃんだけ『1・2・3』の『1』のタイミングで鳴らしちゃって(笑)。わちゃわちゃしながら撮影していたのも虹コンらしくて面白かったです」(一宮ゆい)といった思い出も明かされた。 夏休みということで、メンバーからはこの夏の思い出も。尾林結花は「この夏、全員で出られたTIFの3日間がいい思い出です」、そして鶴見は「昨日もライブがあったんですが、その前に本気を出してコミックマーケット104に参加してきました。本気を出せばお昼前に抜けられます」とコミケ参戦をカミングアウトしてメンバーを驚かせた。 最年少で高校2年生の川端は取材陣から夏休みの宿題の進捗を聞かれると「正直に言うと開いてすらいないっていう状況なんですけど…最終的には終わります。3日前くらいから…」と答えるが、そこに「3日前で間に合うの?」と先輩たちから突っ込みが。「おすすめは何日前からですか?」と先輩からの圧に苦戦した川端は最後には「今日から始めます…」苦笑いしていたが、そんな川端への「加入したての頃、漢字ドリルを手伝ったりしていました」(石浜)といった先輩からの優しい勉強サポートも明かされた。 8月17日で神田ジュナと岡田彩夢が卒業するため、このメンバーでのフォトブックは最初で最後。メンバー全員へのインタビューも盛り込まれ、大和明桜が出来ばえを「24万2424点です!虹コンらしさが詰まってしかも全員可愛い!」と太鼓判を押した1冊に10年の歴史を凝縮した。 いつも仲良く、学校の友達のように一緒に過ごしてきた虹コンだが、石浜は「11周年にもう一度武道館に立ちたいなって思います」と2度目の武道館公演を目標に宣言。「最近のアイドルさんは顔が崩れないことを意識している方が多いですが、虹コンは顔が崩れてもいいってくらいワンマンライブを全力でやります。変顔以外でも汗を垂らしながらの熱さも虹コンの魅力なんじゃないかなと。10年目なのに『合宿バラエティとか運動会をやってみたいね』って1年目のアイドルみたいに言えちゃうフレッシュさも他のアイドルさんと違うのかな」とアピールした。 鶴見は最後に「ずっと虹コンは虹コンでありつつも、いろんな時代があってどの時代も愛おしくて。この16人での尊いキラキラした私たちを宝物としてお届けできることがとても嬉しいです。虹コンはこれからも変わりつつ続いていきますが、10周年の私たちを大切に手元残していただけたらなと思います」とファンにメッセージを伝え、これからも虹コンらしくいることを誓った。
ENTAME next編集部