展示を見る来場者（きらら浜自然観察公園で）

　愛鳥週間（10～16日）に合わせ、山口市阿知須の新光産業きらら浜自然観察公園（原田量介園長）で野鳥写真展が開かれている。県内を中心に全国の野鳥愛好家33人の作品120点が並び、さまざまな鳥を見事な構図で切り取った瞬間が楽しめる。6月9日まで。 　 　野鳥への興味や自然の素晴らしさを感じてもらおうと2010年度から始まり、今回で15回目。2～3月に応募があった146点から展示作品を選んだ。 　 　大きさはいずれも四つ切りサイズ。同公園でおなじみのクロツラヘラサギや愛鳥家から最も人気が高く映える写真が撮れるカワセミの作品が目を引く。日本では見る機会が少ないコウライウグイスを捉えた作品もある。 　 　昨年度の愛鳥週間ポスターコンクールの小・中・高校の各最優秀賞と優秀賞6点も並んでいる。 　 　信木愛レンジャーは「鳥たちのいろんな姿を通じて親しみを持ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。 　 　時間は午前9時～午後5時（入館は4時半）。19歳以上は入館料200円が必要。月曜は休館。問い合わせは同公園（電話0836－66－2030）へ。