国連のグテレス事務総長、イスラエルとヒズボラの停戦合意「歓迎」「支援する用意ある」
【ニューヨーク=金子靖志】国連のアントニオ・グテレス事務総長は26日、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘に関する停戦合意を「歓迎する」との声明を報道官を通じて発表した。速やかに停戦を実施するよう当事者に求めた。
声明は「両国の人々が経験してきた暴力、破壊、苦しみに終止符を打つことを期待する」と強調した。レバノン南部の平和維持を担う国連レバノン暫定軍(UNIFIL)について、「合意の履行を支援する用意はある」とし、国連として協力する意向も示した。