内田篤人コーチの下、韓国に快勝「新生なでしこ」の大問題(2)清家貴子「トップ起用」と谷川萌々子ら「若い力」の台頭、見たかった「新監督候補」の手腕
■将来性あふれる「タレント」がそろう
韓国戦は相手が物足りない面はあったが、やはりトランジションの早さや、パスの選択肢の多彩さなどで、日本は圧倒的に上回っていた。 また、藤野や浜野まいかといった若手も、もはやチームの中堅となりつつあるし、さらにその下の世代の谷川萌々子や古賀塔子といったタレントも代表に馴染んできている。各選手が若くしてヨーロッパのクラブに渡って経験を積んでいることもあって、日本女子代表には将来性が感じられる。 さらに、ワールドカップ決勝戦で北朝鮮に敗れて準優勝に終わったものの、U-20代表も素晴らしいチームだったし、こちらはよもやの準々決勝敗退に終わったU-17代表にも、眞城美春のような将来性あふれるタレントがそろっている。 そういう意味でも、これから決まるであろう新監督の手腕に期待したいところだ。
後藤健生
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