富山市 来年度の予算編成方針 市税収入は合併後最大に
富山テレビ放送
富山市は30日、来年度の予算編成方針を発表しました。 賃上げによる市民税の増収もあって、市税収入は市町村合併後最大となる見込みです。 これは富山市の藤井市長が30日の定例会見で説明したもので、自身が来年4月で任期満了を迎えるため来年度予算は、能登半島地震の復旧・復興関連事業など必要最低限の経費のみを盛り込んだ骨格予算とする方針です。 また、来年度の市税収入は785億円と今年度当初予算と比べて29億円増え、市町村合併後としては最大となる見込みです。 これは賃上げによる給与所得の増額で市民税が増えることなどが主な要因だということです。 一方で来年度は、復旧・復興関連費のほか総合体育館やオーバード・ホール大ホールの改修など大きな支出が見込まれることから、財政状況は引き続ききわめて厳しい見通しだとしています。
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