井上尚弥 試合10日前の延期に動じずスパー 相手はパリ五輪代表・原田周大
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上が23日に横浜市内の所属ジムで、パリ五輪代表の原田周大とスパーリングを行ったことを24日、所属する大橋ジムが報告した。当初の予定ではこの日、グッドマンと防衛戦を行う予定だったが、挑戦者が来日直前に左目上を負傷。両陣営の協議の結果、興行を1カ月先送りにしていた。 井上は試合10日前の延期にも動じず、先週から日本フェザー級王者の松本圭佑とのスパーを行い、原田とも手合わせするなどノンストップで調整を続けている。これまでスパー相手を務めてきた元アマ全米王者ジャフェスリー・ラミド(米国)も今月末に再合流する予定で、トータル数は100ラウンドを優に超える見込みだ。