【PANCRASE】武尊と『格闘代理戦争』出身ギレルメが早くも仕切り直しの一戦、糸川義人vs.栁川唯人も
2024年8月25日(日)『PANCRASE BLOOD.4』品川インターシティホール大会と、9月29日(日)『PANCRASE 347』立川ステージガーデン大会の追加カードがそれぞれ発表された。 【写真】クレベル、サトシの推薦選手として『格闘代理戦争』で極めの強さを見せるギレルメ ◆『PANCRASE 347』 9月29日(日)立川ステージガーデン ▼バンタム級 5分3R 安藤武尊(和術慧舟會AKZA)1勝 ギレルメ・ナカガワ(ボンサイ柔術)※デビュー戦 安藤武尊は、大東大レスリング部出身で、2023年9月のデビュー戦では、IMMAF2018・&2019世界Jr.選手権準優勝の山口怜臣にスプリット判定で勝利。今回が1年ぶり参戦となる。 対するボンサイ柔術の黒帯ギレルメ・ナカガワは、アマチュアMMA12勝1敗、10試合で一本勝ちを収めているが、『格闘代理戦争』では「3分3R」のフェザー級以上の戦いだった。今回のプロデビュー戦はユニファイドと同じ「5分3R」のバンタム級戦となる。 当初は、2024年6月30日の『PANCRASE344』で原田惟紘と対戦予定も、ギレルメと原田の両者が計量失格で試合は中止に。仕切り直しのバンタム級戦でしっかり身体とコンディションを作れるか。 安藤のレスリングvs.ギレルメの柔術、トップキープvs.極め力の戦いで上回るのは!? ▼フェザー級 5分3R 糸川義人(TURNING POINT MMA)#11位/2022年NBT同級優勝 4勝3敗 栁川唯人(K-PLACE)#12位/2023年NBT同級優勝 4勝1敗 2023年のネオブラ優勝者は「佐藤龍汰朗・吉村天弥・栁川唯人・菅歩夢・山﨑聖哉・寺岡拓永」と実力、タレントともに豊作で、パンクラス内では『キセキの世代』と呼ばれている。その一人、栁川唯人が2023年12月のRyo戦での3R、逆転の一本負けから、約10カ月ぶりに復帰する。 対するはその前年の2022年ネオブラ優勝者。2023年は名田英平、平田直樹、岡田拓真と実力者相手に3連敗も、2024年は4月に櫻井裕康に、6月に小森真誉にいずれも判定で勝利している。参戦ごとに実力を上げている糸川。 この試合に勝利し、ランキング上位陣に宣戦布告するのは糸川か、栁川か。 ◆『PANCRASE BLOOD.4』 2024年8月25日(日)品川インターシティホール ▼フライ級 5分3R ジョセフ・カマチョ(Spike22)6勝3敗 水戸邉荘大(TRIBE TOKYO M.M.A)3勝0敗 グアムのジョセフ・カマチョが再来日。2023年7月に前田浩平に判定勝ち後、10月のLFAでケビン・ヘルナンデスに肩固めで一本負け。2024年5月の前戦では浜本“キャット”雄大にも判定負けのため、日本で連敗を止められるか。32歳。 無敗、TRIBEの水戸邉は、國學院大4年生の23歳。2022年にプロデビューし、山﨑聖哉に1R TKO勝ち。2戦目は12月に金澤臣人にリアネイキドチョークで一本勝ち。2024年5月に1年5カ月ぶりの復帰戦で西塚丈人に1R、グラウンドヒジでKO勝ちし、3連勝中。国際戦でも勝利し、ランキング入りなるか? ▼ウェルター級 5分3R 渡邉ショーン(暁道場)2敗 森井一輝(THE BLACKBELT JAPAN)2敗 第9代ウェルター級王者の村山暁洋率いる暁道場のウェルター級戦士・渡邉ショーンは、2023年9月に佐藤生虎に1R TKO負け、6月に武者孝大郎と熱闘も判定負けで2連敗中。 THE BLACKBELT JAPANの森井一輝も2連敗中。2021年5月にライト級で伊良波心に2R TKO負け。2023年4月にはフェザー級で栁川唯人に1R KO負けと階級が定まらないが、今回はウェルター級で渡邉ショーンと対戦する。