そして、朗希だけが残った…今オフのFAランキング『トップ5』佐々木朗希だけが去就未決定「ジグソーパズル最大のピース」「全ての目が注がれる」
いやおうなしに注目度が高まっている。今オフのFA市場で目玉となっていたコルビン・バーンズ投手(30=オリオールズからFA)が12月末にダイヤモンドバックスと6年総額2億1000万ドル(約330億円)で契約合意した。これで米大手メディア『ジ・アスレチック』のFAランクトップ5で去就が決まっていないのは、ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)のみとなった。 これを受け、同メディアは「全ての目が佐々木朗希に注がれる」のタイトルで「今年最初の大きな話題は『佐々木朗希がどの球団と契約するのか』だ。バーンズの名前がFA市場から消えたいま、先発投手市場における佐々木の去就はますます大きくクローズアップされることになる」と報じた。 4日の米ヤフースポーツも「FA投手市場で残っているのは誰か? 佐々木朗希こそ投手戦力図で最大のジグソーパズルのピースだ」の見出しで特集。同メディアは和製豪腕をFAランク2位に推しており、「去就がますますクローズアップされるのは、彼が市場に残る最高の投手であるからという理由だけでなく、そのストーリー性が今オフに目を向けるべき中で最も魅力的だからだ」と論じた。 佐々木とメジャー球団の交渉期限は23日の米頭部時間午後5時(日本時間24日午前7時)で、米一部メディアは決断が下されるのは20日以降だと見込んでいる。佐々木が既に面談したか、その予定があると伝えられているのはニューヨークに本拠を置くメッツとヤンキース、シカゴのカブスとホワイトソックス。さらに有力候補コンビのドジャースとパドレスに加え、レンジャーズも挙がっている。佐々木自身は日本に帰国中で、近日中に再渡米し、2度目の面談などに臨む見通しだ。 ちなみに、ジ・アスレチックのFAランクで2位のバーンズと3位の佐々木を除いたトップ5は、1位がフアン・ソト外野手、4位がマックス・フリード投手、5位がブレーク・スネル投手。ソトはメッツとメジャー史上最高額の15年7億6500万ドル(約1201億円)で、フリードはヤンキースと8年2億1800万ドル(約342億円)で、スネルはドジャースと5年1億8200万ドル(約286億円)でいずれも契約を終えている。
中日スポーツ