他人名義の後払い決済悪用しスマホ購入 容疑で3人再逮捕 茨城県警など合同捜査本部
他人名義の後払い決済サービスを使いスマートフォンを購入したとして、長崎、茨城両県警の合同捜査本部は5日、電子計算機使用詐欺の疑いで、住所不定、飲食店経営、被告の男(41)ら男女3人を再逮捕した。茨城県警サイバー捜査課は3人の認否を明らかにしていない。 他に再逮捕されたのは、住所不定、建設作業員、被告の男(28)、栃木県宇都宮市、無職、被告の女(20)=当時(19)。長崎地検は同日、3人を同罪で長崎地裁に起訴した。 再逮捕容疑は共謀し、昨年6月25日、福岡県福岡市のスマートフォン販売店でスマートフォン2台を購入する際、宇都宮市、会社員、男性=当時(20)=のアカウントでログインした後払い決済サービス「Paidy(ペイディー)」のアプリを使用し、現金支払額を除いた代金残額28万円の支払いを免れた疑い。 同課によると、被告の女は男性の知り合いで、「スマートフォンの販売実績が欲しいので契約させて」とSNS(交流サイト)で連絡。男性はアプリのアカウントを登録した上、パスワードなどを伝えていた。購入したスマートフォンは買取り業者に転売していた。
茨城新聞社