39歳の遅咲き王者“四度目の正直”の津崎善郎「12年かけてやってきたことがこういう証となって良かった」【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール )で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王座決定戦」で津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)が2-1の判定でMASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)を破り、暫定王者となった。 津崎はプロ12年目の39歳。これまでタイトルに絡む試合は3度経験もいずれも王座獲得はならず、今回は4度目にしてついに王座を獲得した。 当初は正規王者のクンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)にMASATOが挑戦するタイトルマッチが行われる予定だったのだが、クンタップがケガで欠場。大会2週間前に津崎とMASATOの暫定王座決定戦を行うことが発表された。2人は昨年6月に対戦し、津崎がドクターストップによるTKO勝ちを収めている。
1R、ともにオーソドックスの構え。津崎が右ロー、左ジャブ、左ミドルと積極的に手を出していく。MASATOの左ミドルに左に回る津崎。前蹴りでバランスを崩したMASATOに襲い掛かるがMASATOはクリンチ。MASATOの左ハイはスウェーでかわす津崎。 2R、津崎は左のロー、ミドルを連打。MASATOもローを返す。首相撲から互いにヒザ。MASATOの右ロー、ミドルが当たり始める。前に出る津崎にMASATOは前蹴り。MASATOの前蹴りに津崎はロー。パンチで前に出るMASATOを組み止めヒザの津崎。距離を詰めた津崎にMASATOがバックブロー。MASATOは右ミドル、前蹴り。 3R、津崎が右ローを連打。MASATOは左ジャブ、そして津崎の入り際にヒジを狙う。MASATOは右ミドル、前蹴り。津崎は右ロー。MASATOはヒジで飛び込む。MASATOの左ミドルに右フックを合わせる津崎。津崎は前蹴り、左フック。MASATOは前蹴り、右ミドル。そして互いにヒジを飛ばす。MASATOは右ミドル。津崎はワンツーから距離がつまり組み付くとヒジを狙う。