稲光、未明の空切り裂く 能登で激しい雨
●22日にかけ大雨注意 19日の石川県内は前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、能登を中心に激しい雨が降った。1時間降水量は輪島市三井で45・5ミリ、珠洲で36・5ミリを観測した。金沢地方気象台は22日ごろにかけて警報級の大雨となる可能性があるとして注意を呼び掛けている。 【写真】夜明け前の空に光る稲光 正午までの最高気温は小松30・7度、金沢29・6度、輪島26・0度だった。 内灘町の河北潟干拓地では夜明け前に雷雨となり、北國写真連盟副理事長の森田武年さん(63)=同町鶴ケ丘4丁目=が海側の空に光る稲光を撮影した。 金沢地方気象台によると、20日の県内は曇りで、加賀は夜遅くに雨、能登は昼前から時々雨で、いずれも雷を伴って激しく降る所がある見込み。20日午前6時までの24時間降水量は多い所で加賀50ミリ、能登60ミリを予想している。