トロピカル・フルーツびな 来場者を迎える 京都府宇治市植物公園
宇治市植物公園では、桃の節句を前に植物公園らしい変わり雛を展示しています。宇治市植物公園入口の受け付け付近には七段飾りの豪華なひな人形が飾られています。その隣のお内裏様とおひな様は、植物公園らしくトロピカル・フルーツで作られています。お内裏様はトロピカル・フルーツの王様ドリアン。おひな様はトロピカル・フルーツの女王と呼ばれるマンゴスチンです。高さ20cmほどのひな人形は顔を粘土でつくり絵具などで色を塗りました。十二単などの衣装も含め、すべて職員の手作りです。ほとんどのフルーツは植物公園の温室で鑑賞することができ、植物をより知ってほしいという職員の情熱を感じます。このひな人形は、2012年から展示されています。ことしは最下段に、身の回りの世話をする仕丁の3人が加わり、より豪華になりました。また隣りには職員が絵付けしたヒョウタンびなも楽しむことができます。トロピカル・フルーツびなは、3月10日まで来場者を出迎えます。