人気モデルカワサキ「Z900RS」で九州のレース「鉄馬」に参戦する「モリワキ」 その魅力を会長の森脇尚護さんに直撃インタビュー
2024年は完全制覇を果たしたモリワキレーシング
九州で人気急上昇中のレース、「鉄馬」で注目を集めているのがモリワキエンジニアリングの参戦です。自社で開発したカワサキ「Z900RS」のレーシングマシンでアイアンスポーツエキスパートクラスに参戦。森脇尚護選手がライディングして圧倒的な強さを発揮しています。 【画像】鉄馬のアイアンスポーツエキスパートクラスに参戦するモリワキレーシング製作の「Z900RS」を画像で見る(8枚) これを九州のライダーが迎え撃つかたちで毎戦、熱いバトルが展開され、詰めかけた観客を沸かせているのです。
そんなモリワキレーシングに鉄馬に関して色々と聞いてみることにしました。
―――鉄馬に出場しようと考えた経緯を教えて下さい。 弊社ではモリワキ製品をご愛用いただいているユーザーやファンの皆さまとより近い距離でモリワキ製品の魅力、カスタムの面白さ、サーキット走行の楽しさを知っていただこうと、皆さまと一緒に楽しめるイベントの開催に注力してきました。 そのひとつが「鉄馬」参戦です。鉄馬は毎年5月と9月にHSR九州(熊本)で開催される鉄フレームバイクのレースで、MORIWAKI RACING(モリワキレーシング)はこのレースに2020年より、Z900RS MORIWAKI改で参戦しています。レースにはZ900RS/CAFEオーナーズクラブの皆さまも応援に駆けつけてくださり、たくさんのZ900RS/CAFEユーザーの皆さまやモリワキファンの皆さまと交流することができました。
これにより、「こんな商品があったらいいな。こんな商品が欲しいな。」といった、お客様の声を直接聞くことができるようになり、よりお客様に寄り添った商品づくりができるようになりました。 また、Z900RS/CAFEユーザーの中には「自分もサーキットを走りたい!」という熱い想いをもった方が現れ、サーキットライセンスを取得して、週末毎にサーキット走行を楽しむ人が一人、また一人と増えていき、その輪がどんどん大きくなって、やがて「オレたちもZ900RS/CAFEでレースに出たい!」「鉄馬に出たい」との声がZ900RS CAFEオーナーズクラブメンバーから上がりました。 その熱い想いをHSR九州と鉄馬実行委員会の皆さまが汲み取っていただき、「Z900RS ワンメイクレース」が実現しました。 今では鉄馬に参戦する仲間として、お客様と一緒にレースを楽しんでいます。