【あのクズ】明美ママの娘を思う親心に視聴者感動「よくぞ言ってくださいました」「めちゃくちゃ刺さった」
心配しながらもほこ美の決断を応援する明美「最高に素敵すぎる」「泣けちゃったよ」
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(火曜午後10時)の第8話が26日に放送された。今回は斉藤由貴演じる主人公の母で、数々のクズ男と付き合ってきた佐藤明美の親心に感動の声があがっている。 【写真】「めちゃくちゃカッコ良いです」 プロも絶賛した主演・奈緒のボクシングシーン (以下、ドラマの内容に関する記載があります) 本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・ほこ美(奈緒)が、人生どん底のタイミングで謎の男・海里(玉森裕太)に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。 プロテストの合格発表日にアメリカから帰国した海里と再会したほこ美は、復縁を期待するものの、海里がカメラマンの仕事に忙しく充実していることを知り、自分の気持ちを言えないでいた。一方の海里も、寄りを戻すためにほこ美の好きな月をモチーフにしたペンダントをアメリカで購入していたが、ほこ美とエリート公務員の大葉奏斗(小関裕太)が楽しそうに食事する姿を見て身を引いてしまう。 ほこ美の母で『スナック明美』を経営する明美は、プロテストに合格したほこ美を密かに心配する。娘の選択を応援したい気持ちと、試合で取り返しのつかないことになる恐れもあることから、複雑な思いを抱えていた。 そんなストレスから胃潰瘍になり倒れてしまった明美を、大葉と海里が介抱する。さらに2人は『スナック明美』の準備を手伝い、回復した明美から感謝された。大葉が仕事の電話で席を外すと、明美は海里がまだほこ美を思っていることに気づく。「本当のことを教えて。ほこ美のこと、まだ好きなんだよね? なのに、素直に自分の気持ちを伝えないのは、どうして」とたずねる明美に、海里は「助けてもらってばっかだから」と答える。 海里は、自分といる時のほこ美はいつも泣いてばかりで辛い思いをさせているといい、「俺は、クズだから。俺より大葉さんの方がいいんだって、頭では分かってるんです」と伝えた。すると明美は「勝手に決めてんじゃないわよぉぉ!!」と怒りをぶつけ、「私はね、ありとあらゆるクズ男と付き合って来て、何度も傷ついた! だけど後悔なんかしたことなんかないわよ! なんでか分かる? 自分で決めてきたから。私が決めて、私が選んだ。私の人生だから。だから、たとえどんな目にあったって、後悔とか、ない!!」と言い放った。 圧倒される海里に、「海里さんの頭の中でぐるぐる考えて勝手に身を引くとか、そんなの海里さんの自己満じゃん! ほこ美が決めて、ほこ美が選ぶ、ほこ美の人生なの。あなたが決めることじゃないの」と続け、「あなたが出来ることは、あなたの本当の気持ちを正直にほこ美に伝えること。それ、だけ!!!」と、海里の背中を押した。それでも「それじゃ、ほっこーが幸せになれない」と煮え切らない海里に、「ほこ美の幸せは、ほこ美が決める! クズだっていいじゃない!」と訴えた。 「それにね、私の娘、なめないでくれる? あなたのことを殴りたくてボクシング始めて、あなたがいない間も一生懸命努力して頑張って、プロテストに合格したんだから! どんだけ強いと思ってんの? あなたみたいなクズ男を受け止めるなんて、屁でもないんだから! そんな子、他にいる? そんな子、手放して本当にいいの?」と問い詰めた。海里は首を横に振り、「手放したくありません」と素直な気持ちを吐き出した。 自身が海里に伝えた言葉にハッとした明美は、「あの子が本気でやりたいって思ったことなんだから、どんなに怖くても、ちゃんと応援してあげないとね」と、ほこ美のプロボクシングを応援することを決めた。 このシーンにSNS上では、「明美ママ最高に素敵すぎる」「明美ママの演説、めちゃくちゃグッときたし、よくぞ言ってくださいました!ってスタンディングオベーションでした」「明美ママのセリフはめちゃくちゃ刺さった!」「明美ママの海里への説教(エール)に、私まで元気もらえる」と感動の声が。身振り手振りをまじえて必死に海里へ伝える姿に、「明美らしい愛情表現、素敵でした」「熱弁に泣けた」「じっくり聞いちゃったよ…」という声もあがっている。
ENCOUNT編集部