川栄李奈&高杉真宙、1年ぶりの再会を語る 『となりのナースエイド』は「成長できる現場」
1年ぶりの撮影現場の雰囲気は?
――作品に久々に帰ってきて、改めて現場の雰囲気はいかがですか? 川栄:私は笑いが絶えないこの現場が本当に楽しくて、キャストみんなの個性が強いのに、ぶつかりあわずに、みんなで楽しい方向に向かっていけるプロみたいな感じなんです(笑)。特にナースエイドチームのみんなとは、たわいもない会話をして爆笑してたりするんですけど、ちゃんと役についてもお互いに話し合ったりとかして、より良いものを作り出すという面でも、成長できる現場だなと思っています。 高杉:また出会えるキャストもそうですし、そのキャラクターにも会えるということが楽しみの一つだなと思っていますね。さらにキャストの皆さんが豪華になって帰ってくるので、どんな化学変化が起こるのかというのも楽しみです。 ――前回共演しての印象だったり、その印象が変わった意外な一面があれば教えてください。 高杉:前回はセリフ量が膨大な中でも決める座長だったので、自分もついていかなきゃなと思いつつ。今回もセリフは医療用語が多いので大変だとは思うんですけど、川栄さんの素晴らしいセリフ回しが見れるのかと思うと楽しみですよ。 川栄:どうする? めっちゃ噛んでたら(笑)。毎回噛み噛みになってたら(笑)。 高杉:それはそれで楽しみですよ(笑)。そこはお互いにフォローし合いつつ、楽しみつつ、やっていきたいなと思います。 川栄:前回(連続ドラマ『となりのナースエイド』)は共演が6年ぶり(2018年公開の映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』以来)だったので。真宙くんは優しさで溢れてるので、現場に入ったときの居方だったり、お芝居以外のところでも学ぶことがありました。大河先生は、いつもと違う見たことのない真宙くんのキャラだったので、それを見れたのもすごくありがたかったなと。 高杉:前回は映画だったので知らなかったんですけど、 川栄さんが本当に台本を覚えるスピードが早い人で、その効率の良さがすごいんですよ。 川栄:自分で言うのもなんですけど、効率がいいんですよ(笑)。 高杉:今眠いから寝ちゃおうかな、起きたらやろうかなというのを先にやるタイプで、そのマインドも素晴らしくて、自分も見習うべきだなと思います。人ができてるというか、羨ましいなと思います。 川栄:真宙くんは、そういう面ではちょっと逆のタイプというか。 高杉:それ、マイナスプロモーション! 褒めちぎった後に、俺落とされてるから。 川栄:ははは(笑)。逆に相性がいいのかなって。せかせかしてたら、ぶつかっちゃうかもしれないじゃん。「行くぞ!」みたいな感じで、補い合ってます。 高杉:ちょっと納得はいかないですけど……(笑)。 川栄:ナースエイドチームも割とせっかちなタイプが多いので、そこの空気感は合っている気がしますね。
渡辺彰浩