久保建英の東京V戦に「才能の片鱗を見せた」と西メディア…一方ソシエダの行動に批判も?
国立競技場で行われたレアル・ソシエダvs東京ヴェルディの一戦について、スペインメディア『as』が伝えている。 久保建英は現地スペインでどう評価されている? 今季のラ・リーガを6位で終え、来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得したソシエダ。そして25日の最終節終了直後に来日を果たすと、29日に国立競技場で行われた「REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2024」で東京Vと対戦。そして久保建英も先発した一戦を、2-0で勝利している。 そんなソシエダの日本ツアーについて、『as』のソシエダ番記者ロベルト・ラマホ氏は「ソシエダは国立競技場で行われた東京ヴェルディとの親善試合に勝利し、今シーズンに別れを告げた」としつつ、「特に来季着用する1stユニフォームでプレーしたことが特徴的だった」と来シーズンのユニフォームをお披露目したことについて持論を展開した。 「ソシエダはメインスポンサーのヤスダグループとの契約に基づき、日本へのミニツアーの一環として行われた親善試合に向けて新ユニフォームを発表した。これは日本のパートナーへの敬意に加え、スターである久保建英の存在によるアジア市場への影響を考慮した明確なマーケティング活動だ」 「だが、彼ら自身のファンの大半がいるスペインでは見られない試合で新ユニフォームを着るのはあまり意味がない。新ユニフォーム自体は、ソシエダの起源に敬意を評したものであり、幅広の縦縞とラペルカラーはクラブ初期のヴィンテージキットを彷彿とさせ、好評を博した。だが、ソシエダの行動は批判されている」 また、試合については「国民的英雄とも称される久保建英がボールを持つたびにスタンドが反応したことが最も重要。母国ファンにゴールを届けることはできなかったが、非常に柔軟性のあるプレーで素晴らしいクオリティの片鱗を見せた」と伝えている。