「闇バイト」が絡む住宅強盗を防ごうと、千葉県の茂原警察署がオリジナルの防犯ステッカーの配布を始めました。 　訪問販売などを装い“下見”を行う不審者の撃退が狙いだということです。 　訪問販売などのセールスを断るという文言が印刷された防犯ステッカー。 　茂原警察署は、約2000枚を作成し、主に不審な訪問販売があったなどの通報を寄せた住民に配布しています。 　闇バイトが絡む住宅強盗事件が首都圏で相次いでいることから、警察署名が明記されたステッカーを玄関先に貼ることで、実行グループが訪問販売などを装って行う「下見」を撃退する狙いがあるということです。 　茂原警察署によりますと、最近は訪問販売や不審人物に関する通報が増えているということで、家族構成や年収を聞かれるなど違和感を覚えたら警察に通報してほしいと呼びかけています。 茂原警察署生活安全課　林昭吾 課長 「身に覚えのない不審な人物が訪問販売に来た時は扉を開けないで対応し、すぐ警察に通報してほしい」