【痩せたい人必見!】ダイエットで挫折しないために知っておきたい3つのこと
ダイエットは失敗続き……という人に朗報! 「痩せるためのコツさえつかめばダイエットの成功は難しくありません」とは、現役ボディビルダーで減量のプロ・岡田隆先生。ガマンせず無理なく痩せるために、ダイエットを始める前に知っておきたいポイントを教えてもらいました。 【食べ痩せ診断】 食べて痩せる!あなたの食生活をチェック
ダイエットは1年単位で考える
岡田隆さん 1年はあっという間にすぎるのに、ダイエットになると途端に『来月までに10kg痩せたい!』と、短期決戦を狙う人が多いのではないでしょうか? 健康的に痩せることができ、リバウンドも防ぐには、1ヵ月に体重の5%以内が減量の目安の上限。体重が50kgの人の場合なら、ひと月でマイナス2.5kgが上限です。1ヵ月でマイナス10kgは無謀ですが、1年単位で考えれば、ひと月1kg弱減らせば、健康的に10kg落とすことが可能です。私は80kgありますが、月2kgだとストレスなく続けられます。5%はきついです。 1ヵ月にマイナス1kgなら無理な食事制限やキツイ運動をしなくても、食生活をはじめとする生活習慣の見直しで体重を落とすことができます。また、1年かけて正しい食生活が身につけられれば、その後もリバウンドをしなくなるはずです。 ただし、ダイエットを続けていると突然、体重が落ちなくなる停滞期に陥ることも。その時にダイエットをやめたり、もっとキツイことを始めたりする人が少なくありません。正しい食生活を続けていれば、適正体重まではまた落ち始めます。1年なんてすぐです。ダイエットは年単位で考えて、あせらず続けましょう。
減らすべきは糖質より脂質!
岡田隆さん 糖質制限ダイエットが流行ったために糖質を制限する人が増えました。糖質は体を動かすエネルギーです。極端にこのエネルギーが減ると、体が省エネモードになって代謝が落ち、結果的に痩せづらくなります。 また、カロリーが高そうだからとタンパク質を減らす人もいますが、タンパク質は細胞など体の材料になるもの。減らしすぎると筋肉がつきづらくなるなど、こちらも代謝を下げる原因に。体をつくり、活動のエネルギーとなる三大栄養素はプロテイン(P)=タンパク質、ファット(F)=脂質、カーボ(C)=炭水化物(糖質)。健康な体を維持するにはこのPFCバランスを整えることが大事なのです。ダイエットのために何かを減らそうと考えるならば、1gあたりのカロリーがほかの栄養素の倍以上高く、もっとも脂肪になりやすい性質を持つ「脂質」を減らすのが正解です。