番長DeNA、連続日本一へ秋季練習から一丸 若手、ベテラン関係ねぇ!筒香も宮崎もプレミア組以外の全選手が参加
1998年以来26年ぶり3度目の日本一に輝いたDeNAが13日、神奈川・横須賀市内の球団施設「DOCK」で秋季練習をスタートさせた。三浦大輔監督(50)は、リーグ制覇と球団初の2年連続日本一へ向け、「けがをしない体作り」を秋のテーマに掲げた。若手にまじって宮崎敏郎内野手(35)、筒香嘉智外野手(32)らベテランも参加して精力的に汗を流すなど、チーム一丸で始動した。 【イメージ画像】横浜に新たな〝名所〟関内駅前にライブビューイングアリーナ開業へ 秋晴れの下、日本一のDeNAナインが本格始動した。2年連続の頂へ、三浦監督が秋季練習のテーマを掲げた。 「シーズンを踏まえて、けがをしない体作りをテーマに、この秋は取り組んでいきます」 クライマックスシリーズ、日本シリーズを制したが、3位にとどまったレギュラーシーズンでは主力の筒香、宮崎、山本らが負傷で離脱。ポストシーズンではエース東が肉離れで一時戦列を離れた。三浦監督は「特に今年は(けが人が)多かった。来年に向けて何が必要なのかというところ」と説明した。 チーム一丸で始動した。秋季練習で中堅以上の主力選手は調整を任されることが球界で一般的だが、この日は35歳の宮崎や、32歳の筒香らがグラウンドに集まった。「プレミア12」に参加している牧らを除く全選手が参加。タイム走で汗を流した筒香は「チームとしてやること。リーグ優勝、そこに向かって全員が準備するだけ」とうなずいた。 若手からベテランまでが結束して秋季練習をスタートさせた三浦監督は「他球団は他球団。うちはうちで」とキッパリ。今季のチームスローガン「横浜進化」を念頭に、「もっと良くしていくために。進化というのは、継続して進化し続けていかないといけない」と力を込めた。2年連続の日本一へ、充実の秋にする。(加藤次郎)