星野真里

　星野真里と加藤ローサが20日、都内で行われたTOKYO MXで11月8日21時25分から放送される新ドラマ『きみの継ぐ香りは』制作発表記者会見に登壇。本作でダブル主演を務める星野真里と加藤ローサは、地上波連続ドラマで主演を務めるのは10年以上ぶり。制作発表記者会見では、本作のテーマにもなっている家族愛、自身の初恋について語った。 【写真】ドラマ『きみの継ぐ香りは』制作発表記者会見に登壇した星野真里＆加藤ローサ 　原作は、実写ドラマ化もされ話題となった『花嫁未満エスケープ』の小川まるにが紡ぐ、国内最大級の 電子書籍配信サイト「コミックシーモア」発の人気オリジナルコミック『きみの継ぐ香りは』。 繊細な心情描写が多くの読者の共感を呼んでいるラブストーリー。主人公・桜（サクラ）の息子である透輝（トオキ）に初めてできた恋人・叶（カナエ）。桜の初恋相手・萌音（モネ）との思い出の香りを纏って現れた叶は、偶然にも萌音の娘で…親子2世代にわたって紡がれる、【初恋】と【家族愛】をテーマにしたヒューマンドラマ。 　監督は『北欧こじらせ日記』(テレビ東京)、 『4月の東京は...』(MBS)などの代表作がある石橋夕帆氏。脚本は『帰ってきたらいっぱいして。』(読売テレビ) 、『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBS)などで知られる下亜友美氏が務める。男性同士のピュアな恋模様が話題を呼んだドラマ『僕らの食卓』(BS-TBS)、『タカラのびいどろ』 (CBC・BS朝日)でもタッグを組んだ二人が、本作を丁寧に描く。 　本作でダブル主演を務める星野真里は広瀬桜、加藤ローサは、星井萌音を演じる。 　制作発表記者会見では、ドラマのテーマの一つである家族愛について星野は、「広瀬家は多くの方が経験されているような段階を経て、家族になったのではないんです。いろんなことを言われてしまうような家族のカタチなのかもしれないのですが、桜と透輝の関係、絆、一緒にいた時間の強さ、温かさであったり、そういうものに対してすごく尊いなと思いました。今まで自分が“家族ってこうあるべき”、“子供と親とはこうでなくちゃね”と勝手に思い込んでいたんだなとこの作品から教えてもらった気がしました。また透輝を演じてくださった今井（柊斗）さんが透明感のある素敵な方だったので、会った瞬間に『あっ、透輝だ！』みたいな感覚になりました。この子のことを愛していいんだと思えたことがすごく嬉しくて、共演の皆様にとても救われました」と本作から感じた家族のカタチについて語った。 　続いて、桜が萌音に想いを寄せていたことにちなんで、初恋に纏わるエピソードを聞かれた星野は、「何度も振られました。初恋っていうのか、中学生になって好きになった男の子がサッカー部で、スポーツ少年を好きになったんですけど、トライしても断られ、でも諦めきれずにまたトライしてとズルズルと約3年間思い続けて（笑）。実らないから、次にも行けずというようなつらい思い出ではあるのですが、大切な思い出です。他の人が目に入らないくらい、いろいろな気持ちを経験させてくれた恋だったなと思います」と一途な桜と重なるような初恋体験を明かした。 　また、本日ドラマのPR映像が解禁。エンディング主題歌がNora (from 今夜、あの街から)「ツバサ (feat. 珀)」に決定したことも発表された。