れいわ山本太郎代表、躍進理由の分析「自分も世の中を変える1人になるんだっていう気概持って」
れいわ新選組の山本太郎代表(49)が衆院選から一夜明けた28日、党の公式YouTubeの生配信に登場。9議席を獲得した躍進理由について語った。 「これまで政治っていうのは一握りの人のものっていう感覚が強かったと思うんです。50%近くの人が票を捨ててしまうっていうのに現れていると思うんですね。一方でこの国に生きているすべての人たちがこの国のオーナーであると。最高権力者であると。日本という国、日本という会社が株主がものを言わないというのはあり得ない。みんなでどんどん言っていこうと。旗揚げをしてる時から全国を回って言い続けていることです。そういったものに対しての広がりが出来てきたのが1点」と一気に語った。 そして「何よりもれいわ新選組を希望として、この政治を変えていくためには、こういう空気を読まないやつを拡大していくしかない。そういった意味ではお前ら頑張ってこいと。背中を押してくださるさまざまなボランティアの皆さん。ある意味でゼロからスタートした、組織などをつくったことがないような者たちによって、手探りででつくられた、私は初めての政党じゃないかなと思います」と続けた。 さらに「まだまだ途上だと思いますけど。要因は何かと言うと、社会を変えるのは政治家に託すだけではダメだと。自分も世の中を変える1人になるんだっていう気概を持って横に広げてくれた支援者の皆さんと。国会の中でさまざまな戦いを広げてきた議員たちと。世の中を変えるために頑張ってくれている職員だったり、協力してくれる外部の方だったりのお力。それが今回、9議席を生み出したと思います」と結論付けた。 前日、開票スタート後の午後9時の生配信では「体調悪いんですよ、今日。この会見終わったら終わりにしたいと思います。この後の中継などはキャンセルしてください。申し訳ございません」と謝罪。検査をしてコロナではなかったといい「明日病院に行きます」と語っていた。