朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン夫にトミー・バストウ!海外から1500人が応募…応募者は「マッサン」の3倍
NHKは27日、2025年度後期の連続テレビ小説「ばけばけ」の出演者発表会見を行い、ヒロイン・松野トキの夫で、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がモデルとなったヘブン役を発表した。1767人の応募者の中から、イギリス出身の33歳、トミー・バストウが選ばれた。 【写真】25年後期連続テレビ小説「ばけばけ」で夫婦を演じるトミー・バストウ、高石あかり 朝ドラ通算113作目の同作は、「怪談」などを記した明治時代のアイルランド人英語教師ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルに、夫婦の絆を描く。原作はなく、フィクションとして再構成。脚本はNHKドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などを手掛けたふじきみつ彦氏。撮影は島根・松江で来春開始する予定。 トミーは、1767人の応募者の中から、オーディションで選ばれた。オーディションは海外でも行われ、国内は246人、海外からは1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)が応募。朝ドラ史上初の外国人ヒロインとなった14年後期放送の「マッサン」のオーディションでは国内232人、海外289人の521人で、約3倍の応募者となった。 書類選考・リモート動画選考・面談を経て、最終審査のカメラテストは日本で実施し、10月に決定した。 1991年8月26日うまれ、イギリス出身。07年、ロックバンド「FranKo」を結成し、リードボーカルとして現在も活動中。2024年エミー賞受賞ドラマ「SHOGUN 将軍」にて、マルティン・アルヴィト司祭役を演じ、注目される。10年間ほど日本語を学んでおり、日本語が堪能だ。