17番ホールでティーショットを放つニコ・エチャバリア（AP）

＜米国男子ゴルフツアー：ZOZOチャンピオンシップ＞◇第3日◇26日◇千葉・習志野CC（7079ヤード、パー70）◇賞金総額850万ドル（約12億7500万円）優勝153万ドル（約2億2950万円） 　第3ラウンドが終了し、首位から出たニコ・エチャバリア（コロンビア）が、5つ伸ばして23年プエルトリコ・オープンに続く、米国男子ツアー2勝目に王手をかけた。エチャバリアは1イーグル、5バーディー、2ボギーの65で回り、通算17アンダー、193。15アンダーで2位のジャスティン・トーマス（米国）に、スタート時点と変わらず、2打差をつけた。14アンダーのマックス・グレーサーマン（米国）が3位。11アンダーの4位で、リッキー・ファウラー（米国）ら3人が追う展開となった。 　17人が出場する日本勢は、8アンダーの清水大成が最上位の12位で、最終日はトップ10入りを目指す戦いになる。続いてこの日、2ボギーこそ喫したが、9つものバーディーを奪って7つ伸ばした桂川有人と、22位から出て3つ伸ばした杉浦悠太が、7アンダーで16位につけた。昨年大会4位の石川遼は、1つ伸ばして5アンダーで29位。今季2勝でパリ五輪銅メダルの松山英樹は、65位から出て4つ伸ばして2アンダーとし、2アンダーで59位に浮上した。 　昨年大会優勝のコリン・モリカワ（米国）は、イーブンパーと伸ばせず、4アンダーで39位に後退した。今季メジャー2勝で、第1ラウンドが70位と出遅れたザンダー・シャウフェレ（米国）も、2つ伸ばして2アンダーの39位で並んだ。