FLOW、20周年を迎え狙うはライブ“五大陸制覇” 初出演『Anison Days』で圧巻のライブパフォーマンス【収録現場レポ】
5人組ロックバンド・FLOWが、3月15日放送(金・よる8時30分)と22日放送(金・よる8時30分)のBS11アニソン番組『Anison Days』に2週連続で出演する。 【写真】アグレッシブにBANG!森口博子×FLOW、白熱のコラボパフォーマンス FLOWの出演は今回が初。いつもゲストのライブステージや森口博子とのコラボレーションは、酒井ミキオ率いるミッキーバンドを従えての歌唱となるが、今回FLOWがバンドということもあり、番組史上初めてバンドごと入れ替えてのパフォーマンスが披露される。 ■森口博子の表現の幅を感じさせる歌声が圧巻 この日の森口のライブステージはこの日、テレビアニメ『NARUTO -ナルト-』のEDテーマ「ハルモニア」と、ゲストであるFLOWの楽曲「風ノ唄」(『テイルズ オブ』シリーズ20周年記念テレビアニメ『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』第1期OP主題歌)の2曲をカバー。 ステージに登場した森口は「ハルモニア」(22日放送回)からリハーサルをスタートした。音量バランスなどを確認しつつ一度歌い終えると、気になったポイントを入念に確認。シンプルながらも複雑な原曲の構成に森口は「難しかった」と感想を漏らすも、伸びやかで透き通るようなハイトーンボイスを響かせていた。 続いて「風ノ唄」(15日放送回)は、ゲスト・FLOWのカバー。ロックテイストのナンバーに合わせて、森口は黒ベースのワンピドレスに髪を後ろで一本に結ぶといった雰囲気にマッチした姿で、疾走感ある曲を力強い歌声で披露。森口自身、「人生いろいろな風が吹きますが、自主練習をしていてアツくなって、背中を押されました」というコメントや、本番の前日までアレンジを考えていたといったエピソードを口にするなど、原曲への熱い想いがうかがえた。 ■森口博子×FLOWのロックコラボとFLOWのダイナミックなパフォーマンスは激熱 バンドセットの入れ替わりが行われ、ステージにFLOWのメンバー(KOHSHI(Vo)、KEIGO(Vo)、TAKE(Gt)、GOT’S(Ba)、IWASAKI(Dr))が登場。入念なサウンドチェック後、森口もステージに上がり、両者のコラボによる、テレビアニメ『NARUTO -ナルト-』の第4期OPテーマ「GO!!!」(22日放送回)のパフォーマンスが行われた。 リハーサルから軽快なナンバーをノリノリでセッションし、間奏では森口とTAKEのパフォーマンスや森口が曲をジャンプで締めるなど、息の合ったステージを披露した。歌唱後は森口とKEIGO、KOHSHIらで細かい動きやタイミングを確認。森口は「とにかくロックしている!」と満面の笑みを浮かべていた。 最終調整を経て本臨んだ本番では、サビで森口、KEIGO、KOHSHIのトリプルボーカルが拳を突き上げリズミカルにジャンプしながら歌うなど、“今日一”のパフォーマンスを届けた。森口もFLOWとのコラボを「フェスみたい」と全力全開で堪能した様子。FLOWのパワフルなサウンドと、ロックな森口のパフォーマンスは必見だ。 コラボステージ後はFLOWのソロステージが続く。『コードギアス 反逆のルルーシュ』前期オープニングテーマ「COLORS」とテレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』OPテーマ「Sign」(共に15日放送回)、ロックバンド・KANA-BOONのカバー曲でテレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』OPテーマ「シルエット」(22日放送回)と3曲続けて演奏した。 コラボとは一転、また違ったテイストの演奏でFLOWらしさを表現。クールさの中に激しさも内包されたダイナミックなアクトで魅了した「COLORS」、重低音が効いたスピーディーなサウンドに熱く語りかけるような歌声でメロディアスに歌い上げた「Sign」、爽やかな青春感の中にどこか切なさを漂わせる「シルエット」のカバーなどなど。 20年で築き上げたバンドの世界観と絆のパワー、磨き上げられた高い技術力を見せつけた収録となった。