【コンサ】あす福岡戦 J1残留へ「自分がやるしかない」バンディエラ・宮澤裕樹
夏の中断期間を経て、再開したJ1リーグ。 現在最下位の北海道コンサドーレ札幌は、あすホームでアビスパ福岡を迎え撃つ。 大逆転でのJ1残留に向け、絶対に負けられない戦い。 チームの大黒柱・宮澤裕樹選手に話を聞きました。 Q.あすの福岡戦に向けて、チームとして共有していることは? (宮澤裕樹選手)「勝つために、今一度自分たちのベースである局面での戦いだったり、相手より走る、ということをやらないといけない。加えて、自分たちのサッカーはボールを動かすこと、相手よりもボールを保持して崩しにいくことが重要」 Q.アビスパ福岡の印象は? (宮澤裕樹選手)「点を取るためにシンプルにやるし、ゴールへの迫力があるチーム。個々の局面で負けてしまうと相手ペースになる。そこが重要。我々としては、この現状ですし、内容よりは結果。勝ち点3が必要。サポーターもそこを期待している。そのためにやるべきことを90分間やる」
Q.自身のコンディションは? (宮澤裕樹選手)「2か月休んでいたが、ケガする前のコンディションに徐々に近づいている。まだ短い時間しか出ていないので、どこまでゲーム体力が戻っているのかはわからないが、限られた時間でしっかり自分のパフォーマンスはできている。問題なく順調にコンディションは上がっているし、100%の準備はできている」 Q.この状況で、チームにおける自身の役割は? (宮澤裕樹選手)「非常に重要な役割、自分がやるしかないとも思っている。チームを長く支えてきて、自分が頑張らないと。ただ1人でやるわけではない。しっかりチームの一員として勝利に導けるプレーをしたい」
Q.J1残留への想いは? (宮澤裕樹選手)「一番はコンサドーレを応援してくれるサポーターの皆さんのため。選手や監督が去ってもサポーターは残る。その人たちのためにプレーしなければいけない。何としてもJ1に残すためにベスト尽くす」 Q.J1で戦うことの価値とは? (宮澤裕樹選手)「トップレベルでプレーできる、選手としての喜び。応援してくれる皆さんが、最高の雰囲気で一緒に戦っていることを実感できる喜び。それがあるのは、J1だからこそ。それをこのチームに残していくことは、すごく重要。落ちてしまうと、崩れてしまう部分もある。必ずJ1に残ることが重要」 Q.改めて、あすに向けてー (宮澤裕樹選手)「勝ち点3をとる、それだけ。先のことを考えていても仕方がない。もう1試合も落とせない。この8月は15位以下との直接対決もある。あすは本当に勝たなければいけない試合」 インタビュー後「ちょっと神妙になりすぎたかな~」と笑顔を見せていた宮澤裕樹選手。 コンサドーレ一筋の頼れる男が、あすチームを救う勝利を見せてくれるはずだ。 北海道コンサドーレ札幌 対 アビスパ福岡は、大和ハウス プレミストドームで、あす午後2時キックオフ。 【宮澤裕樹】 背番号10 北海道伊達市出身 35歳 現北海道大谷室蘭高校を卒業後、2008年にコンサドーレ加入。 以来、コンサドーレ一筋のバンディエラ。 2016年に主将に就任し、昨年までのチーム最長8年間務めた。