タッチを交わす中谷潤人（左）とペッチ・ソー・チットパッタナ　（カメラ・岡野　将大）

◆プロボクシング　▽ＷＢＣ世界バンタム級（５３・５キロ以下）タイトルマッチ　王者・中谷潤人―同級１位ペッチ・ソー・チットパッタナ　▽ＷＢＯアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦　同級１位・那須川天心―ジェルウィン・アシロ　▽ＷＢＯ世界スーパーフライ級（５２・１キロ以下）タイトルマッチ　王者・田中恒成―同級５位プメレレ・カフ　▽ＷＢＯ世界フライ級（５０・８キロ以下）タイトルマッチ　王者アンソニー・オラスクアガ―同級１位ジョナサン・ゴンサレス（１４日、東京・有明アリーナ） 　プロボクシングの８大タイトル戦「ＰＲＩＭＥ　ＶＩＤＥＯ　ＢＯＸＩＮＧ　１０」（１３、１４日、東京・有明アリーナ）第２日の前日計量が１３日、都内で行われた。メインに出場するＷＢＣ世界バンタム級王者の中谷潤人（Ｍ・Ｔ）は５３・４キロでパス。挑戦者のペッチ・ソー・チットパッタナ（タイ）も５３・２キロでパスした。 　セミファイナル出場のＷＢＯアジアパシフィック・バンタム級１位の那須川天心（帝拳）は５３・５キロでパス。転向後、最軽量で試合に臨む。対戦するジェルウィン・アシロ（フィリピン）は５３・２キロでクリアした。 　ＷＢＯ世界スーパーフライ級王者の田中恒成（畑中）も５２・１キロでパス。前回、試合が組まれていた７月の前日計量で相手のジョナタン・ロドリゲス（メキシコ）が規定体重（５２・１キロ）の２・９キロオーバーで試合が中止。心配されたが、今回は相手のプメレレ・カフ（南アフリカ）が５２・０キロで無事にパスした。 　ＷＢＯ世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ（米国／帝拳）も５０・６キロで一発クリア。相手のゴンサレスも５０・７キロで１発パスした。 　戦績は２６歳の中谷が２８戦全勝（２１ＫＯ）、３０歳のペッチが７６勝（５３ＫＯ）１敗。２６歳の天心が４勝全勝（２ＫＯ）、２３歳のアシロが９戦全勝（４ＫＯ）。２９歳の田中が２０勝（１１ＫＯ）１敗、３０歳のカフが１０勝（８ＫＯ）３分け。２５歳のオラスクアガが７勝（５ＫＯ）１敗、３３歳のゴンサレスが２８勝（１４ＫＯ）３敗１分け１無効試合。試合はＰｒｉｍｅ　Ｖｉｄｅｏで生中継される。