【高校野球】センバツ出場の別海が初戦敗退 島影監督「夏に支部大会で負ける可能性が大いにある」
◆春季北海道高校野球大会 ▽1回戦 札幌国際情報2―1別海(22日・札幌円山) 21世紀枠でセンバツ甲子園に出場した別海が、札幌国際情報に敗れ、春季北海道大会初出場初勝利を逃した。 エース右腕の堺暖貴投手(3年)が6、7回に適時打を許し2点を先行されると、4安打に抑え込まれた打線は7回に2番・千田涼太二塁手(3年)の適時打で1点を返すのが精いっぱい。9回は2死三塁と同点の好機を迎えたが、あと一本が出なかった。 釧根地区予選1回戦後に複数の部員が新型コロナウイルスに感染し、全員での練習を再開できたのは2日前。加えて主力選手のけがなどでベストメンバーで臨むことができなかった。島影監督は「ベストメンバーではない中で、これだけのゲームができた。ただ、要所要所で普段ゲームに出ていない子がミスをしているので、そういう子たちがレベルアップしてくれないと勝てない。センバツも点を取れなかったし、支部でも思うように打てていない。きょうもチャンスで一本出ていないのが続いてる。(打撃が)このままだと夏に支部大会で負ける可能性が大いにある」と危機感を口にしていた。
報知新聞社