共産党が道5区に候補者擁立へ 与野党一騎打ちの構図崩れる
共産党北海道委員会は8日、次期衆院選の北海道5区に公認候補を擁立すると発表しました。 共産党公認で立候補するのは、札幌出身の鈴木龍次さんです。過去に北海道5区から2度出馬した経験があり、現在は共産党北海道5区の選対本部長を務めています。会見で鈴木氏は「5区には千歳、恵庭、自衛隊の基地がある。戦争に巻き込まれるようなことがあったら大事な隣人の命を失うことになりかねない」などと話しました。 北海道5区には自民党現職の和田義明氏と、立憲民主党の元衆院議員池田真紀氏が立候補を予定しています。5区では過去3回、和田氏と池田氏が争い、いずれも和田氏が議席を獲得していますが、共産党が候補を立てなかった前々回の2017年の衆院選はおよそ6700票差の接戦でした。共産党北海道委員会は「道内の全ての区で候補を擁立したい」としています。