2024年「アカデミー賞」ノミネート作品が発表 衣装デザイン賞に「バービー」「哀れなるものたち」など
映画芸術科学アカデミーは、第96回「アカデミー賞(Academy Awards)」ノミネート作品を米ロサンゼルスのサミュエル・ゴールドウィン・シアターで発表した。最多13部門にノミネートされたのはクリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)監督が手掛けた「オッペンハイマー(Oppenheimer)」。ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos)監督による「哀れなるものたち(Poor Things)」はそれに続く11部門だった。 【画像】2024年「アカデミー賞」ノミネート作品が発表 衣装デザイン賞に「バービー」「哀れなるものたち」など
衣装デザイン賞には、ワーナー史上最高のヒット作となった「バービー(Barbie)」が、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(Killers of the Flower Moon)」「ナポレオン(Napoleon)」「オッペンハイマー」「哀れなるものたち」とともにノミネートされた。
「オッペンハイマー」の衣装デザイナー、エレン・ミロイニック(Ellen Mirojnick)は40年間のキャリアで初のノミネートに、「初のアカデミー賞ノミネートに有頂天です。夢が叶いました。ノーラン監督をはじめ、チームの皆さんと一緒に働けた時間は、私のキャリアで最も刺激的でした。本当に嬉しいです」とコメントした。
「哀れなるものたち」の衣装デザインを務めたホーリー・ワディントン(Holly Waddington)は、「一生に一度の機会だった。類まれなる才能を持ったキャストたちと、優れたクリエイティブチームとともに働くことができて光栄です」と語る。
メイクアップ&ヘアスタイリング賞には「Golda(原題)」「マエストロ その音楽と愛と(Maestro)」「オッペンハイマー」「哀れなるものたち」「雪山の絆(Society of the Snow)」がノミネートされ、グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)監督が手掛けた「バービー」はノミネートを逃した。