「重宝するのが海釣り公園」!老舗釣具店・サンスイに聞いた “釣り初心者のため”の陸っぱり指南【最新ヒット良品と秘密基地づくり】
数あるアウトドア趣味の中でも、道具さえあれば誰でも気軽に楽しめるのが釣り。創業120年以上の老舗釣具店「サンスイ」に、釣り初心者におすすめの“陸っぱり”の楽しみ方、そのために必要な釣りギアについて教えてもらった。 【アイテム画像を詳しく見る】 陸っぱりとは、陸地からの釣りを指し、海に近づければいいので、場所は砂浜、岸壁、堤防どこでもOK。思い立ったらすぐできるのが魅力だが、首都圏の場合は制約も多い。 「そんな時に重宝するのが海釣り公園です」と内田さん。釣り具のレンタルがあったり、釣り方を教えてもらえたりするので、初心者こそ積極的に利用すべきだという。では、どんな釣り方がいいのか内田さんに尋ねると、“サビキ釣り”と“ちょい投げ釣り”がおすすめとの回答が。 前者は、撒き餌や寄せ餌で魚をおびき寄せ、複数の釣り針がついた仕掛けを垂らして回遊魚を釣る方法。後者は、短めのロッドと軽量な重りを使うライトな投げ釣り。狙える魚こそ異なるが、ともにエサを使用するので、ビギナーでも釣果が期待できる。 ギアは、シマノの「シエナコンボ」のようなオールインワンのエントリーセットで十分。内田さんも、「とにかく始めてみることが大事です!」と話す。暑さも徐々に和らいでくる秋は、釣りのトップシーズンだ。 たとえボウズであっても、海に向かって釣り糸を垂らし、ゆったり過ごすだけで、よいリフレッシュになるだろう。もちろん釣れれば重畳。美味しくいただけば、もうアナタは釣りの虜。 【教えてくれた人】 サンスイ 渋谷本店 海づり館 店長 内田さん
■ちょい投げ釣りにはコレ!
がまかつ 「ちょい投げ パーフェクト仕掛」(500円) 初心者には釣れないことによる“飽き”が最大の障害。そのハードルを下げるべく、釣果が見込みやすいエサ釣りを推奨したい。サビキ/ちょい投げで釣り方が異なるため2種類の仕掛けを用意し、現場で使い分ければOK。エサはこのふたつが扱いやすくてオススメだ。