「僕も神です」藤原竜也以上にこのセリフが似合う人はいない…物語後半の肝となるのは?『全領域異常解決室』第5話考察レビュー
「僕も神です」 藤原竜也の説得力がすごい…。
日常生活の中で、普通に神が紛れ込んでいる。きっと、見た目はほかの人間と変わらないだろうし、変わらない生活を送っているのだろう。自分の隣いる人が神かもしれないとなると、なるほど、ちょっとばかり世界の見方が変わりそうだ。 そして興玉が言う。 「僕も、神です」 「僕も神です」というセリフが藤原竜也以上に似合う人がいるだろうか…。話の流れ的にも「ですよね!」と頷いてしまうし、そのセリフを藤原が言うことによって説得力が増すというか…かつて新世界の神になろうとしていた人(※映画『DEATH NOTE』)がついに本物の神に…などと思わずにはいられない。(余談だがユースケ・サンタマリアが「湾岸中央署」という単語を発したときもちょっとニヤついてしまった)。 さらにいま、全決は、「ヒルコ」との戦争状態にあるという。謎の神「ヒルコ」とは何者なのか。なぜ、ヒルコが全決と敵対するようなことをするのか。その正体を暴くこと、ヒルコとの対決がドラマの肝になりそうだ。 とりあえず、興玉と、芹田、豊玉が神だということが分かった。おそらく、雨野も神なのだろうと思うけれど、それについても今後言及があるのかもしれない。 また、これまでの事件でも不可解なところがあるが、その辺りが明らかになるのかも気になるところだ。 【著者プロフィール:ふくだりょうこ】 大阪生まれ関東育ちのライター。 大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。 ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。
ふくだりょうこ