【MLB】鈴木誠也の10号ソロで先制もカブス逆転負け 先発タイオンが痛恨の逆転満塁アーチを浴びる
【カブス2-4ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間6月29日、カブスは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦がスタート。同地区対決3連戦の初戦は鈴木誠也の一発で先制したものの、先発のジェイムソン・タイオンが直後に逆転満塁弾を浴び、2対4で敗れた。ブリュワーズは5連勝となり、先発のコリン・レイが6回途中3安打2失点で7勝目(2敗)、4番手のトレバー・メギルが17セーブ目をマーク。タイオンは一発に泣き、6回4安打4失点(自責点3)で4敗目(4勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が先制の10号ソロを放つ(MLB.comより) 1回表無死1・2塁のチャンスを生かせなかったカブスは、4回表一死走者なしから鈴木の10号ソロで先制。次打者イアン・ハップの二塁打から一死1・2塁とチャンスを広げ、ダンズビー・スワンソンのタイムリーで2点目を奪った。ところが、4回裏に先発のタイオンが四球、盗塁、打撃妨害、内野安打で二死満塁のピンチを招き、ジャクソン・チョーリオに9号逆転グランドスラムを被弾。7回表二死満塁のチャンスで代打パトリック・ウィズダムが凡退するなど、5回以降は得点を奪えず、2対4で逆転負けとなった。 カブスの鈴木は「4番・DH」でスタメン出場。4回表の第2打席で先制の10号ソロを放ったが、それ以外の3打席はすべて三振(空振り1・見逃し2)に倒れた。4打数1安打1打点3三振で連続試合安打を5に伸ばし、今季の打撃成績は打率.266、出塁率.336、OPS.804となっている。なお、日本人選手が3度のシーズン2ケタ本塁打を記録するのは松井秀喜(7度)、大谷翔平(6度)、福留孝介(3度)、イチロー(3度)に次いで鈴木が5人目。日本人右打者では初の快挙となった。