<ここに注目>強豪・浦和学院vs初出場・大分舞鶴でセンバツ開幕 ともに堅守
大分舞鶴・甲斐京司朗主将の話
(開幕試合は)少し緊張はあるけど、とてもうれしい。甲子園の常連校(との対戦)でうれしい。(初出場に)地域の方からも頑張れと言ってもらえる。舞鶴魂を見せて頑張りたい。
ラグビー部は花園優勝経験も
1951年創立の公立校。普通科、理数科を併設し、2005年には文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定された。県内有数の進学校として知られ、毎年、難関大に合格者を輩出している。 校是は「舞鶴魂―しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ」。文武両道を掲げ、ラグビー部は全国優勝の経験もある花園の常連校だ。 野球部は開校と同時に創部。勉強との両立を図るため平日の練習時間は2時間とし、班分けするなど、短時間に集中して練習する。近年は県大会で優勝するなど好成績を収めている。 卒業生には歌手の南こうせつさんや伊勢正三さんらがいる。
大分舞鶴・前主将の衛藤晃太さん「頼もしい後輩」
前チームで主将を務めていました。自分たちも甲子園を目指して頑張っていましたが達成できず、後輩たちが目標を実現してくれて本当にうれしいです。 現チームには飛び抜けた選手はいませんが、全員がひたむきに練習に打ち込んでいます。週末の練習前にしている清掃活動など、野球部の伝統もしっかりと受け継いでいて、頼もしいです。 チームにホームラン打者はいないものの、相手投手をどうすれば打ち崩せるかを考えて、ヒットでつなぐ野球を心がけ、目の前のプレーに集中しています。投手陣もエース奥本翼投手ら4投手を中心に互いに声をかけあいながら、切磋琢磨(せっさたくま)しています。 開幕試合は強豪校を相手に緊張するかもしれませんが、大分舞鶴らしい粘り強いプレーで、ぶれずに頑張ってほしいです。