なぜ呼ばれない? 日本代表に招集したかった選手(5)クラブでは圧巻も…。28歳MFは森保監督に評価されず?
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で6日にミャンマー代表と対戦し、11日にはシリア代表と対戦した。久保建英らが順当に名を連ねた一方で、呼ばれなかった有力選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかった選手を紹介する。※成績は8日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:川辺駿(かわべ・はやお) 生年月日:1995年9月8日(28歳) 所属クラブ:スタンダール・リエージュ(ベルギー) 2023/24リーグ戦成績:36試合7得点9アシスト 2021年夏にサンフレッチェ広島からヨーロッパに飛び出した川辺駿は、ベルギーのスタンダール・リエージュで今季リーグ戦で7得点9アシストという見事な成績を残したが、サッカー日本代表には招集されなかった。 川辺にはチャンスがなかったわけではない。昨年6月と10月には代表に呼ばれている。ただ、10月のカナダ代表戦では不用意なボールロストが目立ち、アピールに成功したとは言い難かった。それが評価を落とした原因かは分からないが、それ以降、AFCアジアカップカタール2023も含めてメンバーに呼ばれていない。 トップ下かインサイドハーフが本職の川辺は、ミャンマー代表戦の日本代表でいえば、2シャドーでの起用が考えられるだろう。ただ、このポジションは久保建英、堂安律、鎌田大地、南野拓実、田中碧など、人材が豊富だ。昨年のチャンスを活かせなかった川辺が再び呼ばれるためには、クラブでもっとインパクトを残す必要があるのかもしれない。
フットボールチャンネル