菅野智之 4年越しのメジャーへの思い「去年のオフに本気でやらなきゃ」2020年に一度断念 メジャー目指したきっかけは?
MLB・オリオールズへの入団が決定した菅野智之投手が、かねてからのメジャーリーグへの思いを明かしました。 【画像】オリオールズの帽子を手に笑顔の菅野智之投手 20年オフにもポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指していた菅野投手。しかし、新型コロナウイルスの影響を鑑みて移籍を断念。当時、日本球界史上最高額となる推定年俸8億円で巨人に残留していました。 さらにその後はコロナ禍に加え、23年シーズンにはオープン戦で右ひじの張りを訴え、自身ワーストの4勝にとどまる苦しいシーズンも経験。それでも今季、リーグトップの15勝3敗、防御率1.67と完全復活を遂げ、晴れてメジャー挑戦となりました。 20年オフから4年越しのメジャー挑戦への思いについて聞かれた菅野投手は「常にその気持ちは持ってました。去年のオフシーズンに本気でやらなきゃいけないなと思うタイミングがあって、しっかり成績を残した上で、もう一回メジャーリーグに挑戦するというのを一つの目標に置きました」と振り返ります。 そして今回は海外FA権を行使してメジャーに挑戦。「2020年にはポスティングで、コロナもありましたし、その時とは違うもので、今年は今年で勝負していくという気持ちで最初からシーズン迎えていましたし、2020年とはまったく別のプロセスです」と、当時と今の思いを語りました。 また、メジャー挑戦のきっかけに「自分の夢だったメジャーで投げるというのは、2017年にドジャースタジアムで投げてその夢が明確になったというか、心から投げたいと思った」と、WBCの準決勝での夢の舞台が大きな転機となっていたことも明かしました。