伊藤健太郎、仕事後にひとりスーパーで感じる“かくれぼっち”「俺は今ネギを片手に…」
フジテレビの動画配信サービス・FODの事業戦略やコンテンツを発表する「FOD SHOWCASE’24」が26日、都内で行われ、ドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』(来年1月9日配信・放送スタート/カンテレ 毎週木曜24:25~、フジ 同26:25~)に主演する伊藤健太郎が登壇した。 【写真】新ドラマについて語る伊藤健太郎
■華やかな場所にいた後に… このドラマは、夢を諦め、自分の気持ちと向き合うことから逃げている“かくれぼっち”な主人公が、性格が真逆の2人の女性と向き合い、前向きに変わっていく群像劇。伊藤は、漫画編集部で働く主人公・高坂健斗を演じる。 「かくれぼっち」について、「自分は居場所があるんだけど、どこか孤独に感じてしまったりだとか、寂しいなあっていうふうに感じてしまう、特に現代を生きている方々の中では結構多いんじゃないでしょうか。今はSNSがすごく広まってるので、家に1人でいるけど会話ができてしまう中で、“ちょっと孤独だな”ってふと思ってしまう方っていうのは、非常に多いんじゃないかなっていうのは、個人的には思います」という伊藤。 自身が「かくれぼっち」だと思う瞬間は、「ありがたいことに友人だったり家族だったりにすごく恵まれているので、そんなに寂しいなと思うことはあんまりないんです」というが、「強いて言うなら、こういうお仕事をさせていただいていると、わりと華やかな場所に呼んでいただいたり、ファンの方々と交流させていただく時間が結構あったりした後に、1人でスーパーで買い物をしてると、“さっきまであんなにいっぱい周りに人がいたのに、俺は今1人でネギを片手に…”と思うことがありますね」と、自分を客観視して見てしまうことがあるそうだ。 ■「“かくれぼっち”は自分だけじゃない」 そんな気持ちが分かるだけに、「このドラマを見ていただいて、どこか心が穏やかになったり、クスッと笑っていただいたり、本当に温かい気持ちになれると思いますので、“かくれぼっち”は自分だけじゃないんだなと受け取っていただけたら、この作品が生まれた意義があるのかなと思います」と呼びかけた。