「野党乱立」の東京14区!カギを握るのはれいわ!?(次期衆院選・注目選挙区特集)
東京14区は立憲とれいわが共闘!他の政党の動きとは?!
MC鈴木「なぜ、立憲とれいわが調整できたのに、他の政党との調整は難しいのでしょうか」 その理由は「小選挙区比例代表並立制の仕組み」と松田氏は解説します。 東京ブロックの比例の議席数は、17から19に2人増えているため「各党は、比例の議席を増やしていこう」と選挙戦に取り組みます。 公職選挙法で、小選挙区で立候補している候補者は、比例代表の選挙運動を行える規定があります。 これは「共産党の原氏が、自分に一票入れてくださいという選挙運動だけではなく、比例は共産党へ一票を!という選挙運動もできる仕組み」です。 松田氏は「候補者を擁立することによって、比例票の掘り起こしを狙うのが、特に小さな政党の基本戦略」だと語ります。 立憲とれいわに加えて、共産党と国民民主がどう加わるかは、今後いろいろ調整される余地がありますが、維新の斉藤さんや参政党の大賀さんは、そのまま立候補が予想されています。 松田氏「(東京14区は)ある程度は野党が分裂する選挙区になる」と述べました。
都市部での区割り変更!自民党への逆風の影響は?!
MC鈴木「昨今の情勢で見ると、やっぱり自民党に対して、相当な逆風が吹いていそうですね。その中で、現職の松島さんはどのような戦いになるでしょうか」 直近の選挙では、危なげなく勝利している松島氏。しかし、今回は、江戸川区が新しく選挙区に加わります。 松田氏は「都市部は非常に、自民党の逆風が大きいため、松島さんも非常に苦戦が予想される」とコメント。 野党統一まで行かなくても「櫛渕氏を立憲、共産、れいわの統一候補という形にできれば、小選挙区でも互角の戦いになってくるんじゃないか」と言及しました。 続けて松田氏は、れいわ新選組は比例投票先として選ばれる傾向があり「次回の衆院選では、一定、れいわ新選組が比例で議席を伸ばしてくるだろう」と予想します。 れいわと共産党は、主張や支持層が多少かぶっているような見方もあり「共産党とれいわが、どういう形で組んでいくのかが、次の衆院選で大きなポイントになってくる」とコメントしました。