初代『逆転裁判』が発売された日。法廷で真実を暴く法廷バトルアドベンチャーゲーム。個性的すぎる登場人物たちが魅力【今日は何の日?】
※本記事は、2023年10月12日にアップした記事を再編集したものです。 メディアミックス展開も盛んだった、カプコンの人気アドベンチャーゲーム 【記事の画像(8枚)を見る】 いまから23年前の2001年(平成13年)10月12日は、ゲームボーイアドバンス用ソフト『逆転裁判』がカプコンから発売された日。 『逆転裁判』は主人公の弁護士・成歩堂龍一となって、依頼人の無実を証明していく“法廷バトルアドベンチャー”ゲーム。プレイヤーの推理を直感的に入力するシステムや、ミステリーとして完成度の高いストーリー、成歩堂龍一を始めとする個性豊かなキャラクター、雰囲気を盛り上げるBGMなどで人気の作品です。 ゲームはシリーズ化されているほか、『逆転検事』シリーズや『大逆転裁判』シリーズなどのスピンオフも多数発売。また、マンガや映画、アニメ、小説、舞台などのメディアでも展開されています。 『逆転裁判』は、大きく分けてふたつのパートがあります。まず、情報を集める“探偵パート”。そして、法廷を舞台にした“法廷パート”です。 “探偵パート”は事件現場などを調べ、裁判に勝つための証拠品や情報を集めていきます。このとき、関係者にアイテムをつきつけて話を聞き出すことも可能。十分に証拠品や情報を集めると、つぎの章に進むことができます。関係ないところを調べたときなどに、事件に関係ないボケやツッコミが発生することも多く、これが好きという人も多いのではないでしょうか? “法廷パート”では、探偵パートで集めた情報や証拠品をもとに証人の嘘や矛盾を暴いていくことに。証人の証言を“ゆさぶる”とより詳細な話を聞くことができ、場合によっては証言の内容が変わる場合も。証言と証拠品のあいだに矛盾を見つけたら、証人に証拠品を“つきつける”ことで真相を暴くことができます。「異議あり!」のボイスが裁判を盛り上げてくれました。 なお、成歩堂龍一のボイスはディレクターである巧 舟氏の声で、ライバルの御剣怜侍はキャラクターデザイナー・岩元辰郎氏のものだったりします。 『逆転裁判』シリーズといえば、成歩堂龍一を取り巻く個性豊かなキャラクターたちが魅力。立ちはだかるライバル検事や証人たちは、一度見たら忘れられない人物ばかり。彼らがピンチになったときの派手なリアクションも見どころで、シリーズの注目ポイントになっています。 現在は、シリーズの『1』から『3』までがセットになった『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が発売中です。2024年9月6日には、Nintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、Xbox One、Windows、Steam向けに『逆転検事1&2 御剣セレクション』が発売。ニンテンドーDSで発売された『逆転検事』と『逆転検事2』がフルHDグラフィックで華麗に蘇りました。御剣怜侍の勇姿をご堪能あれ! リマスターされた『逆転裁判123 成歩堂セレクション』。 ※『逆転裁判123 成歩堂セレクション』以外の画面写真はニンテンドーDS版『逆転裁判 蘇る逆転』のものです。