大洋デパート火災51年 消防訓練で教訓を後世に
熊本朝日放送
104人が犠牲となった大洋デパート火災から29日で51年です。 教訓を風化させないため、熊本市中央区の商業施設で消防訓練が行われました。 訓練には熊本市消防局の職員やCOCOSAの店員ら約100人が参加。ビルの2階から火が出た想定で避難誘導を実施しました。またアーケードの天井を開け、はしご車からはしごを伸ばして負傷した人を救助しました。 アーケードで訓練を見守った原田真羊さん。 2歳のころ大洋デパートで買い物をしていた父を火災で亡くしました。 (原田真羊さん) 「自分のこととして避難できるような考えを持ってもらえるように、これからはよかったら従業員だけじゃなくて買い物に来られる方とか、そういう人たちに向けても自分で自分の身を守れるようなことができたら」