【旦過市場2度目の火災】油と処理剤入りのフライパンを火にかけ放置 飲食店経営の女性を在宅起訴 北九州市
FBS福岡放送
おととし8月、北九州市の旦過市場一帯を襲った2度目の大規模火災で、福岡地検小倉支部は22日、63歳の女性を業務上失火の罪で在宅起訴しました。 業務上失火の罪で在宅起訴されたのは、北九州市小倉北区で火元となった飲食店を経営していた63歳の女性です。
起訴状によりますと、女性はおととし8月、北九州市小倉北区の飲食店で調理に使った食用油と処理剤を入れたフライパンをガスコンロの火にかけた状態でその場を離れ、注意義務を怠り放置した結果、食用油を発火させて燃え上がらせ、あわせて29棟、およそ3324平方メートルを焼損させた罪に問われています。 福岡地検小倉支部は女性の認否を明らかにしていませんが、警察の調べに対して女性は「店の片づけのために離れた。すごく後悔している」と容疑を認めていました。