2000以上のパーツ使用 大阪に3メートルのお菓子の家登場
不動産・住宅情報サイトの「HOME’S 」が企画した「みんなでつくる日本一のおかしな家プロジェクト」の完成式典&寄付金贈呈式がこのほど、「くずはモール南館ヒカリノモール1F」(大阪府枚方市)の広場で行われた。これは3メートルものお菓子の家の完成とともに、同サイトを広く知ってもらおうというのが狙いだ。また、寄付金の贈呈式のあと、ゆるキャラのホームズくんや安田大サーカスの団長安田が駆けつけ、ひときわ会場を盛り上げた。
2000以上のパーツを使ったお菓子の家
このお菓子の日本一の制作プロデューサーであり、大手前大学総合文化部スイーツ学教授、大手前製菓学院・副学院長の松井博司さんは、舞台に現れると、まずこう話した。 「今回のお菓子の家は、実際に人が入れる規模ではないんですが、日本一のお菓子作りを18年やっていて、20作品あります。学生の技術向上のために始めて今回が20番目の作品で、ホームズさんの協力の元、完成させて頂きました。2000以上のパーツを使っています。1998年から続いているプロジェクです」 積み木のようなお菓子の家は、地域の方々のアイシング、マジパン、シュガーペーストなどを用いたパーツ作り(ワークショップ)がベースになっている。そして日本一の高さ、約3メートルのお菓子の家をかわいくデコレートした。ワークショップに参加した人数×100円を「住まい」を専門とする国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」に寄付する予定で、寄付金は「13万5100円」になったという。 ハビタット・フォー・ヒューマニティは、家を建てることで人々の希望を築く国際支援団体だ。途上国の貧困や劣悪な住まいの問題を解決していくため、世界80か国で、運動を行っているという。
団長が最後のパーツをつけてお菓子の家を完成
この日のイベントには、ゆるキャラのホームズくんと安田大サーカスの団長安田が登場した。団長は2001年4月、安田大サーカスを結成。お笑いトリオで活躍する一方で、趣味の自転車やトライアスロンでも活躍するアスリート芸人でもある。 「自宅の天井に自転車を置いている。天井の高い家なんです。自転車は12台あります。トライアスロンをやっているので家の玄関がトレーニングルームでもあって、玄関でもあって、テレビも置いてあって、友達が来たらコーヒーも飲めるようにしている。自分のスペースですね。自転車をどういうふうに収納するか、それを考えた結果です。今はネット検索すれば、いろんな家が載っているので、これから探そうと考えている人は、いろいろ探して楽しんだほうがいいですよ」 そんな話のあと、団長が最後のパーツをつけてお菓子の家を完成させた。