『コーダ あいのうた』プロデューサーによる新作『デュオ 1/2のピアニスト』2月公開。石丸幹二がオフィシャルサポーターに
映画『デュオ 1/2のピアニスト』が、2月28日から公開される。 同作は、実在するフランスの双子のピアニストであるプレネ姉妹の人生をモデルにした物語。名門カールスルーエ音楽院に通う双子のクレールとジャンヌは、幼少期からピアニストを目指して切磋琢磨してきたが、ソリストとしてのキャリアを賭けたオーディションを前にして両手の難病に直面する、というあらすじだ。 『コーダ あいのうた』のフィリップ・ルスレがプロデュースを手掛け、『SXSW2014』で注目を集めたフレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ親子が長編デビュー作として監督を務めた。 双子のクレール役には『エミリー、パリへ行く』のカミーユ・ラザ、ジャンヌ役にはメラニー・ロベールがキャスティング。父親役にフランク・デュボスク、母親役にイザベル・カレ、ピアノ講師役にエリザ・ダウティが名を連ねる。 オフィシャルサポーターを務めるのは石丸幹二。石丸は予告編のナレーションも担当している。なお12月20日からムビチケカードが発売中。 【石丸幹二のコメント】 とても人ごととは思えなかった。私だけでなく、きっと多くの方がご自分の人生に重ね合わせてご覧になるのではないでしょうか。大好きなものにずっと触れていたいという想い。それが発端となり、子供の頃から様々な試練を乗り越えていかねばならなくなる。その道のりの心理描写がとてもリアルで、胸が痛む場面が多々ありました。 いっぽうで、苦難はどうやったら乗り越えていけるのか?という人間ならば誰しもが抱える悩み=「人生の向き合い方」についてもリアルに描いているんですね。だから、何かを目指している仲間同士で、あるいは、子供たちをサポートしているご両親にも観てほしい。共に考え、話し合うきっかけになるかと思います。クラシックの名曲が随所に流れてきます。“この曲、聴いたことある!”、“この旋律、弾いたことがあるな”と思い出すかもしれません。クレールとジャンヌが生み出す音楽は美しく、心に響きます。彼女たちの人生、ぜひ応援してください。