金欠の新社会人です。出世して豪華なランチを食べたいので、年齢別の年収と、年齢別のランチ代の平均を教えてください!
新社会人の多くは、毎月給与を受け取れるようになったといっても、経済的に豊かになったとまではいえないでしょう。実家を離れ、一人暮らしをしている新社会人であれば、なおさらです。しかし、毎日食事をして生活していかなければいけません。そこで気になるのが、毎日欠かせないランチにかける金額です。 今回は、年代別の年収やランチ代の平均とともに、働く人たちのランチ事情についても紹介していきます。
年代別の平均年収
ランチ代の前に、年代別の平均年収を押さえておきましょう。年収とランチ代との関連性を知るには、押さえておきたい情報となります。今回、ランチ代の平均のデータとして参考にするのは、株式会社イード運営の情報Webサイト「Spicomi」によるアンケート調査です。 同調査では、会社員を対象にランチ代とともに年収も尋ねています。年収に関するデータは官公庁による調査もいくつかありますが、今回は、年収とランチ代の関連性をより詳細に把握するために、平均年収もSpicomiによるアンケート調査を参考とします。 ※ここでの平均年収は額面金額です。 同調査によると、平均年収は391.1万円でした。各年代の平均年収は、20代が328.2万円、30代が388.8万円、40代が403.0万円、50代が518.7万円、60代が384.3万円です。年代が上がるごとに年収も高くなりますが、60代になると30代の水準まで下がっています。
年代別にみるランチ代の平均
ランチ代の平均金額は、575.8円でした。各年代のランチ代の平均は、20代が543.6円、30代が605.6円、40代が549.5円、50代が592.8円、60代が642.9円となっています。もっとも平均年収の低かった60代は、もっともランチ代が高い結果となりました。 20代と40代では平均年収に75万円ほどの差がありますが、ランチ代はほぼ同額です。同調査のデータをみる限り、年収とランチ代との間に相関関係はみられません。 30代は収入が増え始めランチ代にお金をかけられるようになるものの、40~50代は子育てなどにお金がかかり、ランチ代を減らしているケースも考えられるでしょう。60代は子育てが一段落した人も多く、ランチにお金がかけられるようになった可能性もあります。