美濃加茂が北陸学院に勝利、昨年の借りを返す【北部九州インターハイ2024/高校バスケ】
スタートダッシュに成功した美濃加茂が勝利
8月5日、北部九州インターハイ2024、男子2回戦で北陸学院(石川)と美濃加茂(岐阜)が対戦。2年連続の対戦は、美濃加茂がリードを作って試合を進めて74-63で勝利。昨年のリベンジを果たした。 【表】『北部九州インターハイ2024』男子トーナメント表 両者は昨年のインターハイ1回戦で対戦。北陸学院が4Q逆転して81-79で勝利している。まず流れを握ったのは美濃加茂。No,5後藤宙のロング2Pで先制すると、No,4藤田大輝がバスケットカウントを決め、リバウンドからNo,6エブナ フェイバーが追加点。さらにNo,8深見響敏がスリーと経験豊富な3年生がシュートを決めていく。北陸学院はNo,1小野蓮太が右ウイングからプルアップ3Pを沈めた以降は、速攻での得点のみ。開始5分で美濃加茂の12-5となる。苦しい北陸学院はゾーン・ディフェンスを選択。これが効果的だったが、オフェンスではアウトサイドのシュートが決まらない。県予選や東海新人、東海大会と今季公式戦負けなしという美濃加茂が18-5とまずリードを作った。 流れを引き寄せたい北陸学院は2Q、No,84阿部翔温、No,45宮西岳昂がついに3Pシュートを決め始めると、No,35西海土成嘉がディフェンスを引き裂いてレイアップを成功。点差を縮めたが、美濃加茂はNo,6フェイバーにボールを入れて得点していき、残り5分で28-15とした。その後は互いに3Pシュートを決め合う展開に。北陸学院は2Q終盤、No,1小野のスリー、No,77神保旺介のフローターなどで得点を重ね、美濃加茂の38-32でハーフタイムを迎えた。 3Q、北陸学院はNo,84阿部の3Pシュート、シューターNo,1小野がドライブから得点。いい入りをしたが、得点を伸ばしたのは美濃加茂。No,6フェイバーに入れてディフェンスを下げると、No,4藤田、No,7関らがスリーを成功。再びリードを2桁に広げ、56-43で4Qへ。 勝負の10分間に突入。互いにインサイドでプレーさせず。アウトサイドからシュートを放っていく。北陸学院はNo,45宮西、No,1小野が、美濃加茂はNo,4藤田、No,7関、No,6フェイバーが3Pシュートを成功させ、美濃加茂の65-55で残り5分を切る。しっかり時間を使って攻めていく美濃加茂に対して、早めにスリーを放っていく北陸学院。No,1小野、No,33荒川乃斗が決めていったが届かず。美濃加茂が74-63で勝利した。