プレゼンが進化する。PowerPoint「アクションボタン」の活用法【今日のワークハック】
アクションボタンとは、「Microsoft PowerPoint」のスライド上のボタンで、その名の通り、クリックするとアクションが実行されるものです。ボタンを追加すると、「次のスライドに移動させる」「動画を再生する」といった操作が可能になります。 プレゼンが進化する。PowerPoint「アクションボタン」の活用法【今日のワークハック】 この記事では、PowerPointのアクションボタンの作成や図形の設定、アクション割り当ての方法を説明します。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 プレゼンをスムーズに進行したい人 パワーポイントで動きを作りたい人
今日のワークハック:PowerPointのアクションボタンで動きを加える
まず、Microsoft PowerPointのプレゼンテーションを開き、ボタンを作成したいスライドを表示させます。その後は、以下に説明する3つのシンプルな手順で、スライドにボタンを追加できます。 1. 図形を挿入する ボタンを追加したいスライドをクリックする。 [挿入]タブにある[図形]をクリックし、さらに、メニューの一番下にある[動作設定ボタン]と表示された部分から、追加したいボタンの形を選ぶ。 形を選んだら、スライド上のどこかの位置をクリックしたままドラッグし、図形を描く。 2. アクションを設定するダイアログボックスを開く アクションボタンを作成することで、ほかのスライドやプレゼンテーション、URL、動画、ドキュメントへのリンクを貼れます。 では、ボタンにアクションを割り当てる方法について、以下で説明しましょう。 [動作設定ボタン]から図形を選んだ場合 この場合は、ボタンを描き終えると、すぐに[オブジェクトの動作設定]ダイアログ・ボックスが表示されます。 ほかのカテゴリーから図形を選択した場合: 右クリックして表示されるメニューから、[オブジェクトの動作設定…]を選びます。 画像をアクションボタンとして使う時: この場合も、画像を右クリックして[オブジェクトの動作設定]を表示させます。 3. アクションを設定する [オブジェクトの動作設定]を開いたら、[マウスのクリック]タブを開き、このボタンをクリックした時に起動する動作を設定します。あるいは、[マウスの通過]タブを選ぶと、ボタンの上にカーソルを乗せた時の動作を設定できます。 ハイパーリンク: ハイパーリンクを設定すると、次のスライド、前のスライド、ほかのプレゼンテーション、ほかのファイルなどへのリンクを図形に設定できます。 プログラムの実行: このオプションでは、指定したプログラムを実行するアクションについて設定できます。このメニューを選んで、[参照…]をクリックすると、ボタンをクリックした時に起動させたいアプリケーションを選ぶことができます。 マクロの実行: このオプションでは、マクロへのリンクを貼ることができます。開いているスライドショーにマクロが設定されていない場合は、このオプションはグレイアウトされて選べないようになっています。 いずれの場合も、[OK]をクリックすると、設定が適用されます。ファイル上のリボンメニューから、[スライドショー]セクションを選び、[最初から]をクリックすると、アクションボタンをテストできます。 「今日のワークハック」記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Original Article: How to Create Action Buttons in Microsoft PowerPoint by MakeUseOf
長谷睦(ガリレオ)