村上信五、AIに関心「世に出てる情報だけでジャッジはあさはか」
5人組グループ・SUPER EIGHTの村上信五が26日、都内で開かれた「日本の観光ショーケース」新プロジェクト発表会に登壇。デジタル技術について積極的に学んでいる姿勢について語った。 【写真】強い眼差し…!スーツをビシッと着こなす村上信五 村上は、「僕もWeb3の勉強を今年に入ってからいろいろやらせていただいているんですけど」と延べ、さらに昨年、SUPER EIGHTのメンバー、丸山隆平と一緒に行った新感覚舞台『らふらふ』で、NFTを活用し、舞台とエンタメを掛け合わせたスタンプラリーを実施していたことを紹介した。 その上で、「今はAIですね」と明かし、「本当に使い方だと思っていて、使うために勉強しないと、世に出てる情報だけでそれが使えるかどうかジャッジするっていうのはすごくあさはかだなと。“こういう使い方した方がいいんじゃないですか”っていうのが分かれば、提供もできるし、理解して使えば怖いものではない」と考え方を示した。 NFTについても「唯一無二のものに対して転売することでお金が稼げるんじゃないかっていうモデルケースのイメージが非常に強いと思うんですけど、それはNFTのいろんな可能性のたった一つの可能性でしかない」とし、子どもたちからの要望に対して「“それってNFTでもできるよ”と意見交換できるための勉強として向き合っている」と学びに対する姿勢を語った。 大阪観光局と日本各地の自治体とタッグを組んで推進しているプロジェクト「日本の観光ショーケース」。その編集長にこのたび、村上が就任した。発表会では、村上から新しい特別企画「みんなで創る~観光デジタルスタンプラリー」が発表された。同企画は、村上が考案したNFTアプリ「GIVE&MAKE」を活用し、大阪・関西万博期間に合わせて日本各地の周遊を促進するデジタルスタンプラリー。第1弾として、静岡県熱海市で12月1日まで開催中のアートフェスティバル「ATAMI ART GRANT 2024『超-Beyond ATAMI-』」から4作品を巡るスタンプラリーをきょう26日から実施している。 村上は「観光におけるこの新しい取り組みは、形がでいていないからこそやれることはたくさんあると思ってまして、ビジネスの観点だけでなく、三方よしになれるような観光のあり方を形作っていこうと思う」と編集長としての意気込みを語った。 大阪観光局理事長の溝畑宏氏は、編集長という肩書について「一緒に作りあげていきたいなという思いが強かった。2030年を見据えて、仲間としてと一緒にやっていくために編集長がぴったりかなと思った」と説明した。 発表会には松山市長の野志克仁氏、京丹後市長の中山泰氏も登壇した。