部活にも「AI」活用広がる “スポーツ教育”の新たなカタチとは?
日テレNEWS NNN
今週は、日テレ「こどもウイーク」。こどもをとりまく、さまざまなテーマをとりあげます。1日は、こどもたちのスポーツ教育に注目。「AI」を、部活やスポーツ選びに活用する取り組みが広がっています。
先月、都内の高校の野球部が重点的に練習していたのは、投手と内野手の連係プレーです。 実は、この練習を提案したのは、生成AI。 品川翔英高校・野球部 石田寛監督(先月19日) 「チャットGPTに、この前の試合結果を入力しました。守備陣はしっかりとした連係をとり、ミスを防ぐ」 “練習メニュー”や“試合の打順”を決めるときに、AIのアドバイスを参考にしています。
部員 「投内連係(投手と内野手の連係)の練習をちょっと多めにやったら、失点なくなるかな」 石田寛監督 「分単位で、練習時間を効率的に組んでくれる」 夏の大会は残念ながら2回戦敗退でしたが、当面はAIの活用を続け、効率的な練習で勝利を目指していくといいます。
一方、AIが自分に合ったスポーツを教えてくれるシステムもあります。反復横跳びやボール投げなど、5種類の運動を分析し、適性のある競技を提案してくれます。 先月22日には、愛媛県にある大学でシステムの体験会が行われました。各地で、子ども向けの体験会も開催しています。 提供している電通総研は、“子どもが知らない、新たなスポーツとの接点を作っていきたい”としています。 (8月1日放送『news zero』より)