広島 右肘張りで開幕ローテ入り回避の森下が実戦復帰 ウエスタン戦で13日ぶり登板で6回8安打2失点87球
「ウエスタン、広島-阪神」(5日、由宇球場) 右肘の張りで開幕ローテから外れた広島の森下暢仁投手が先発して6回8安打2失点、87球で降板した。3月23日のソフトバンクとのオープン戦に登板して以来、13日ぶりのマウンドとなった。 初回は2死二、三塁のピンチを迎えるも、渡辺諒を高めの直球で右飛に打ち取り、無失点で発進した。しかし、0-0の四回に2死から井坪に左翼への二塁打を浴び、次打者・戸井に右前適時打とされ、先制点を献上。相手の高卒2年目コンビに連打された。 0-1の六回は先頭の渡辺諒に右中間を破られる二塁打とされ、無死一、三塁から戸井の遊ゴロの間に三走が生還して2点目を与えた。この日は変化球多めの配球。初回から尻上がりに調子を上げていき、三回は三者凡退に封じたが、四回と六回に痛打された。 森下は当初、開幕2戦目の3月30日・横浜戦(横浜)での先発が決定していたが、3月23日の登板後に右肘の張りを訴え、同戦の先発を回避。その際に新井監督は「本人は行きたいですと言ったが、こちらからストップをかけた。万全な状態で彼の開幕のマウンドに上がってほしい」と話していた。