こんなに動きやすいの⁉ ゴルファー必見! 履き心地バツグンの最強ストレッチパンツはこれだ!
ゴルフの動きは意外に大きく、それだけに快適にプレーできるウェアを選ぶことはとても大切だ。パンツには動きに合わせてしっかり伸びるストレッチ性が必要で、メーカー各社も快適にプレーができるように素材や設計を工夫している。そこで、大のゴルフ好きであり、ファッション誌やブランドのカタログ制作を手がけるスタイリストの栃木雅広に、14種類の『ストレッチパンツ』を履いてもらって、動きやすさや機能性を徹底的にチェックしてもらった。 しゃがんでも突っ張らないのがイイネ! 『ストレッチパンツ』14種類の価格や写真をチェック 「パンツがどれくらい伸びるかは、素材を見るとおおよその見当を付けることができます。基本的に“ポリウレタン”の含有量が多いほど伸びる素材だと考えて良いでしょう。ただ、ポリエステル100パーセントでも伸びるパンツはありますし、股上の生地を大きく取ったりと設計を工夫することで、足を曲げ伸ばししやすくしたモノも増えています。今回は実際に着用して、パンツの伸び具合や履き心地を細かくチェックしていますので、ぜひモデル選びの参考にしてください」 真冬に使いたい人は保温性の高いパンツを、長い期間使いたい人は生地が薄めでオールシーズン使えるモノを選ぶのがおすすめだ。 比較は、履き心地、生地の質感、ストレッチ性、機能性、コストパフォーマンスの5項目から実施。結果はS+、S、A+、Aの4段階で評価し、ベストバイを決めた。 S+評価でベストバイに選ばれたのは? ■トミーヒルフィガー『ハイブリッドスウェットパンツ』 部分ごとに最適な素材を使い分けることで、パンツ全体のストレッチ性を最大限高めている。伸びが必要なモモ裏やスネのストレッチが効いていて、履き心地の良さはダントツ。保温性が高く、冬のゴルフにも最適。 続くS評価は3種。 ■チャンピオン『裏起毛 ロングパンツ』 全体にストレッチ性の高い生地が使われていて、履き心地の良さがある。パンツと肌の間に空気が入ることで保温性を高める構造だが、通気性が高いので蒸れることもない。撥水加工など、機能性も優れている。 ■アクシネットジャパンインク『フットジョイ アクティブアンクルパンツ』 上質な生地で質感の良さがありつつ、股上の作りが工夫されていて、運動しやすいパンツに仕上がっている。グリーンで屈んだときでも突っ張る感じがない。ベーシックで合わせやすいデザインもおすすめポイント。 ■ピン『ドビーテーパードパンツ』 パンツ全体は細身なシルエットだが、太モモ部分にゆとりを持たせているので、履き心地にキツさはない。撥水性など、機能も十分。ポケットの裏地にベージュを使って、白いパンツでも透けないこともうれしい。 8種はA+評価となった。 ■ニューエラ『テックスウェットテーパードパンツ』 お尻の辺りによく伸びる素材を使っていることが特徴。しゃがんだときに突っ張る感じがなく、全体のストレッチ性も高いので履き心地が快適。スウェット素材ながらスラックス仕様にデザインされている。 ■キャロウェイ『スターストレッチパンツ(ふんわり裏地付き)』 生地が厚めで、裏地にフリースを使用し、防風性も備えているので保温力が抜群に高い。それでいて生地のストレッチ性が高いので動きやすさもある。真冬のゴルフでも快適にプレーできる。 ■ドーム『アンダーアーマー ドライブプロ テーパードパンツ』 細身のシルエットで厚手の生地だが、ストレッチ性が高いので、体にフィットしながらも動きやすさがある。ヨコのラインに工夫があり、足の曲げ伸ばしもしやすい。機能性を考えた設計のパンツだ。 ■グリップインターナショナル『ロサーセン 定番チノストレッチパンツ』 質感が良く、ストレッチ性の高い生地を使ったチノパン。定番なデザインなのでどんなコーディネートにも合うし、ゴルフだけでなく、普段使いでも活躍する便利な1本。 ■グリップインターナショナル『J・リンドバーグ パンツ』 柔らかい生地は、ストレッチ性の高さだけでなく、蒸れにくさや撥水性など、さまざまな機能を備える。パンツのシルエットも美しく、トップスを合わせやすくてコーディネートしやすいこともポイント。 ■テーラーメイド『ツアーTMパンツ』 かなりタイトなシルエットのパンツだが、生地のストレッチ力が高いので履きづらさはない。同時に耐久性の高さもあるので、引っかけキズなどが付きにくく、長く履けることもメリット。 ■オークリー『STALWARTワイド テーパードパンツ2.0』 タックのあるパンツで、ウエスト周りもゴムで、ゆったりした作りになっている。吸湿速乾性やUVカットなどの機能性も備えている。生地は薄めなので秋や春先におすすめなアイテム。 ■トミーアーマー『ベーシックタックパンツ』 薄めの生地で軽快に着られるストレッチパンツ。ウエストにゴムが入っているなど、楽に履くための工夫も多い。今回紹介する中で唯一1万円を切るなど、コストパフォーマンスは圧倒的に高い。 残り2種はA評価。 ■ヤマニ『アドミラル ボンディングパンツ』 背面の上部、つまりお尻の辺りによく伸びる素材を使っていることが特徴。しゃがんだときに突っ張る感じがなく、全体のストレッチ性も高いので履き心地が快適。厚手で保温性も備わっている。 ■プーマ『オールシーズンウィンドパンツ』 防風性の備わった生地のジョガーパンツで保温力が高く、シルエットもスッキリ。色味もシンプルなのでさまざまなトップスに合わせやすい。 ◇ ◇ ◇ 一枚であったかい優秀トップス!→関連記事【石川遼が「冬ゴルフは毎日これを着ちゃうかも!」と大絶賛! 試合でも2日連続で着用したウェアとは?】をチェック!