気象庁HPより

2023年12月17日、台風17号が発生しました。12月の発生は5年連続となります。 過去4年は、台風22～29号だったことを踏まえると、今年はやはり台風の少ない年だったことがわかります。 気象庁の午前10時30分の発表によりますと、17日9時、ミンダナオ島の東の北緯7度50分、東経129度20分において、熱帯低気圧が台風第17号になりました。 台風は1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでいて、中心気圧は1002ヘクトパスカル中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。 中心の北西側440キロ以内と南東側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。 　台風の中心は、12時間後の17日21時にはミンダナオ島の東の北緯7度30分、東経127度50分を中心とする半径85キロの円内に達する見込みです。 中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。 気象庁は船舶に警戒を呼びかけています。 北西太平洋地域で12月に台風が発生するのは、2019年以降5年連続となります。 しかし、2019年29号、2020年23号、2021年22号、去年は25号だったことを踏まえると、17号の今年は、やはり台風が少なかったことがわかります。12月の発生が10号台だったのは1998年まで遡ります。 また過去に、年内で最も遅い発生があったのは、2000年12月30日の台風23号だということです。